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「SwitchBotは120台まで使える」と聞いても、エアコン、温湿度計、Matter連携のすべてに同じ数字を当てはめることはできません。SwitchBotアプリに登録する数と、ハブ経由で接続する数、他社のホームアプリへ同期する数は別だからです。

この記事では、ハブミニ・ハブ2・ハブ3を中心に、公式が案内している台数の意味と、買い足す前の確認方法を整理します。我が家のハブミニ2台の配置も、増設を考える例として紹介します。

SwitchBotは何台まで接続できる?まず「何の台数か」を確認

追加したい機器と、使うアプリ・通信方式を確認すると、参照する上限を絞れます。

スマホへの追加、ハブ経由の操作、Matter同期は別の台数として確認
登録・中継・同期で対象を分けて確認します。
確認したい内容 公式の案内 適用範囲・注意点
ボットをハブ経由で接続 120個 ボットについての案内。混在する全製品の合計上限としない
温湿度計をスマホへ追加 追加数量の制限なし スマホのBluetooth機能と通信範囲の影響を受ける
温湿度計をハブで接続 最大120台 公式記事でHub Plus/Miniを指定した案内
赤外線家電を登録 登録数は無制限 ハブプラス/ハブミニについての案内。信号の到達範囲は別
Matterで他社アプリへ同期 機種別に4個・8個・30個 対応ハブ経由のサブデバイス数。通常のアプリ登録数とは異なる

例えば、ハブ2でMatterのサブデバイスが8個に達しても、その数字だけで「SwitchBotアプリで使える製品も8台まで」とは判断できません。逆に、赤外線リモコンの登録数が無制限でも、Matterで無制限に同期できる意味にはなりません。

表の製品別上限は、次の各項目の公式出典で確認できます。ハブが必要になる場面と、Wi-Fi・Bluetoothの違いは、SwitchBotをWi-Fiなしで使う場合の機能の違いも参考にしてください。

ボット・温湿度計の「120台」はどこまで使える数字?

ボットは120個。ただし混在構成の合計数とは考えない

公式サポートは、ハブシリーズ製品へ接続できるSwitchBotボットを120個と案内しています。この数字はボットについて示されたものです。

「ボット120個に温湿度計120台を加えて、1台のハブで合計240台使える」といった足し算の根拠にはなりません。異なる製品を多数混在させる構成では、製品名・台数・ハブの機種を整理し、購入前に公式サポートへ構成を確認すると確実です。

出典:SwitchBot公式サポート「SwitchBotボットは何個までハブシリーズ製品に接続できますか?」。

温湿度計はスマホへの追加と、ハブでの接続を分ける

温湿度計の公式記事では、スマホへ追加する数量には制限がない一方、Bluetooth機能や距離の影響を受け、多数の機器があると遠いデバイスが表示されない場合があると案内されています。Hub Plus/Miniを使う場合は、最大120台を接続・管理できるとされています。

ただし、この案内を温湿度計Proなどを含むすべての派生機種や、すべてのハブへ一律に広げないでください。大量導入では、実際の型番と使用機能に合う仕様を確認します。

出典:SwitchBot公式サポート「一台のスマホに何台までのSwitchBot温湿度計が追加できますか?」。

数台を設置した段階で外出先から見られない場合は、上限より先にハブとの通信を確認します。温湿度計を外出先から見られない時の確認手順で、近距離の表示と遠隔確認を切り分けられます。

赤外線家電は何台まで?登録できても別室まで届くとは限らない

ハブプラス/ハブミニの家電登録数は無制限という公式案内

公式サポートは、ハブプラス/ハブミニの家電登録数を無制限と案内しています。対象は、エアコンやテレビなどを操作する赤外線リモコンの登録です。

「120台」をエアコンやテレビの登録上限として説明する必要はありません。また、この公式記事の対象機種と、ハブ2・ハブ3の個別機能や本体画面で扱える数は区別して確認してください。

出典:SwitchBot公式サポート「SwitchBot ハブプラス/ハブミニは何台までの家電を登録できますか」。

家電を登録できる数と、信号が届く範囲は別

同じリビングのエアコンとテレビなら、両方へ赤外線が届く場所に1台のハブを置いて操作する構成が候補になります。閉じた扉の向こうや別の階の家電では、登録が完了していても信号が届かないことがあります。

赤外線家電の登録数と、同室や扉の向こうへ信号が届く範囲は別
通信範囲を示す概念図。実際の到達範囲は設置条件によって変わります。

その場合は台数の上限ではなく、ハブの位置・家電の受光部・障害物を確認します。赤外線が反応しない時の置き場所と登録方法を確認してから、追加を判断してください。

Matterの同期上限はハブミニ4個・ハブ2は8個・ハブ3は30個

Matterでは、SwitchBotアプリに追加した対応機器を、対応ハブ経由でApple HomeやGoogle Homeなどへ同期する場合があります。この時に確認するのがサブデバイスの同期上限です。

ハブの機種 Matter機能 同期可能なサブデバイス数
ハブミニ(通常版) 非対応 対象外
ハブミニ(Matter対応) 対応 4個
ハブ2 対応 8個
ハブ3 対応 30個

2026年10月23日に確認した公式比較表の値です。通常版ハブミニとMatter対応版は別製品なので、「ハブミニ」という名前だけで判断せず、購入したモデルを確認してください。

Matterサブデバイス同期上限はハブミニMatter対応4個、ハブ2は8個、ハブ3は30個
SwitchBot公式比較表に基づくMatterサブデバイス数。通常のアプリ登録数とは異なります。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブミニ、Hub 2、ハブミニ(Matter対応)とHub 3の相違点」。

「アプリにはあるのに他社アプリへ追加できない」は同期枠を確認

SwitchBotアプリで操作できる一方、Matterの設定画面から追加できない場合は、すでに同期しているサブデバイス数と、追加したい機器の対応状況を確認します。

例えば、Matter対応ハブミニですでに4個を同期しているなら、5個目を追加したい時に4個という上限が判断材料になります。使っていない同期項目を見直す、上限の大きい機種を選ぶ、対応するハブを追加するなどを検討します。変更前には、他社アプリ側のルールや自動化への影響も確認してください。

同期できる機器・操作項目は、製品やアプリ、ファームウェアによって異なります。空きがあっても、非対応機器を追加できるわけではありません。

Alexa・Google Homeの連携すべてに同じ上限を当てはめない

ここで示した4個・8個・30個は、公式比較表のMatter機能に関するサブデバイス数です。Alexaスキルなど、別の経路で連携する場合の台数上限として流用しないでください。

先に、現在の接続がMatter経由なのか、アカウント連携なのかを確認します。仕組みから整理したい方は、Matterでできることとスマートホームでの使い方をご覧ください。

追加できない・動かない時は、台数より先にここを確認

  1. 失敗している場所を特定する:SwitchBotアプリへの追加、ハブ経由の遠隔操作、Matter同期のどこで止まるかを確認します。
  2. 機種と対応機能を確認する:通常版ハブミニとMatter対応版の違い、追加機器の対応状況を確認します。
  3. 本体とハブの状態を見る:電池・給電・Wi-Fi接続・アプリとファームウェアの状態を確認します。
  4. 通信状況を確認する:Bluetooth製品は「プロフィール」→「ハブを管理」で各ハブとの通信状況を確認します。
  5. 設置場所を変えて試す:Bluetooth製品はハブの近く、赤外線家電は受光部へ信号が届く位置で動作を確かめます。
  6. Matterで止まる場合は同期数を見る:使用中のサブデバイス数と、そのハブの上限を照合します。
追加・遠隔操作・Matter同期の失敗箇所から切り分ける6つの確認順
接続できない時の確認順の目安。画面表記はアプリのバージョンによって異なります。

公式サポートは、アプリV9.0以降では、同じアカウントのハブのBluetooth範囲内にあるBluetooth製品が自動的にネットワーク化されると案内しています。画面の表記はアプリのバージョンによって異なる場合があります。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブ製品の役割」。

ハブや製品がオフラインと表示される場合は、オフラインになる原因と機種別の確認手順へ進んでください。

我が家のハブミニ2台は、接続上限より部屋の配置で判断

我が家は1階リビングと2階寝室にハブミニを各1台設置
我が家の使用配置を模式化したものです。間取りや通信範囲の実測図ではありません。
我が家で壁面に設置して使用しているSwitchBotハブミニ
我が家で使用するハブミニの実機写真。Driveの原本と同一写真であることを照合しました。

我が家では、リビングと寝室の家電をそれぞれの部屋から操作するため、ハブミニを2台に分けています。ボットを120個接続した結果、2台必要になったという事例ではありません。

この配置で参考になるのは「2階建てなら2台」という数字より、操作したい家電のある場所に信号を送れるハブを置く考え方です。接続数の上限試験や、多数接続時の成功率を測定したものではありません。

ハブを増設する?買い替える?判断を分ける3つのケース

困っていること 先に確認すること 検討する対応
別室の赤外線家電が動かない 信号の届く場所で操作できるか その部屋へのハブ追加・配置変更
離れたBluetooth製品だけ遠隔操作できない 電池とハブとの通信状況 近くへの配置変更・必要に応じた増設
Matterのサブデバイス数が上限に達した 使用中の同期項目と追加機器の対応状況 不要な同期の整理・上位機種への変更・対応ハブ追加

ハブ3のMatter同期上限が30個でも、別室のエアコンへ赤外線を届けられるかは設置条件で変わります。同期数を増やすための買い替えと、信号を届けるための増設を分けて判断しましょう。

増設・買い替えが必要な場合のハブ購入先

配置変更や不要なMatter同期の整理でも足りない場合に、必要な機能に合うハブを比較してください。購入前に、追加したい機器の対応状況と設置場所を確認しましょう。

SwitchBot ハブミニ(Matter対応)

Matterの同期枠が4個以内で足りる構成の候補です。通常版とは異なるため、Matter対応モデルであることを確認してください。

SwitchBot ハブ2

Matterの同期枠が8個以内で足りる構成の候補です。別室の赤外線家電を操作する場合は、台数とあわせて設置場所も確認してください。

SwitchBot ハブ3

Matterで9〜30個のサブデバイスを同期したい場合の候補です。対応機器と同期項目を確認し、通信範囲の問題は配置・増設で分けて判断してください。

※価格・送料・在庫・セット内容は各販売ページでご確認ください。

接続台数についてよくある質問

ハブ1台で家中のSwitchBotをまとめられますか?

機器が対応し、必要な通信が届く範囲なら、複数の製品をまとめて使えます。ただし、登録上限以内であることと、家全体で安定して動くことは別です。赤外線家電は操作する部屋、Bluetooth製品はハブとの通信状況を確認してください。

Wi-Fiにつながる製品も、ボットの120個に含めますか?

ボットの公式案内を、Wi-Fi製品まで含めた共通の台数枠にはしません。Wi-Fiへ直接接続する製品は、ルーター側の接続条件と、その製品固有の連携仕様を確認します。

スマホを家族で増やすと、ハブの接続枠を消費しますか?

家族のスマホ数と、ハブが中継する製品数やMatterのサブデバイス数は別の数え方です。家族で使う場合は、ホーム共有など、共有機能側の条件を確認してください。

ハブを追加すると、登録済み機器は全部移し直す必要がありますか?

赤外線リモコンの登録先と、Bluetooth製品のハブ連携、Matterの同期設定では扱いが異なります。Bluetooth製品は前述の自動ネットワーク化の対象となる一方、赤外線やMatterの設定を含めてすべてが自動移行するとは考えず、利用機能ごとに確認してください。

まとめ|上限の数字と通信範囲を分ければ、増設を判断しやすい

SwitchBotの接続台数には、全製品・全機能で共通する1つの数字を当てはめられません。ボットの120個、ハブプラス/ハブミニの赤外線登録数、Matterの4個・8個・30個は、それぞれ対象が異なります。

買い足す前に、「何を追加したいか」「どのアプリで使いたいか」「どこで動かないか」を確認してください。Matterの同期数が足りないなら機種別上限を、別室だけ操作できないなら設置場所と通信範囲を優先して見直すと、必要な対策を絞れます。