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SwitchBotのハブは、持っているデバイスの数だけ買う必要はありません。一方で、ハブを1台置けば、壁や階を越えて家中のエアコンを操作できるわけでもありません。

先に決めたいのは、どの部屋で、何を、どこから操作したいかです。この記事では、我が家のハブミニ2台の設置例と、買い足す前の確認手順を紹介します。

SwitchBotのハブは何個必要?まず操作する家電を分ける

ハブの必要数は、部屋数だけでは決まりません。赤外線リモコンで動く家電と、SwitchBotのBluetooth製品、Wi-Fiへ直接接続する製品では役割が違います。

赤外線・Bluetooth・Wi-Fiで異なるハブの役割
操作したいもの・使い方 ハブの考え方 追加前の確認
同じ部屋のエアコン・テレビなど 赤外線が届く位置に1台が目安 家電の受光部まで障害物がないか
壁や扉で分かれた2部屋の赤外線家電 各部屋に1台ずつを検討 実際に操作したい部屋はどこか
近くのボット・カーテンをスマホで操作 Bluetooth範囲内の直接操作ならハブなしでも可能 外出先からも使いたいか
Bluetooth製品を外出先から操作・確認 対象製品と通信できるハブが必要 設置場所でBluetooth通信が安定するか
Wi-Fiへ直接接続する製品の通常の遠隔操作 その機能ではハブ不要の製品もある 機種と使いたい機能の対応条件

例えば、リビングのエアコンとテレビは1台のハブにまとめられても、閉じた寝室のエアコンまで同じハブで操作する構成は基本にしないほうがよいでしょう。Bluetooth製品だけが離れている場合は、ハブを追加する前に通信状況を確認します。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブ製品の役割」。

我が家の設置例|1階リビングと2階寝室にハブミニを1台ずつ

1階リビングと2階寝室にハブミニを各1台置く模式図

2台に分ける理由は、それぞれの部屋の家電を操作するため

我が家ではリビングと寝室にハブミニを置き、それぞれの部屋の赤外線家電を操作する構成にしています。1階のハブから2階へ赤外線を届ける前提にせず、操作したい部屋に送信元を置く考え方です。

我が家で使用している壁面設置のSwitchBotハブミニ

この設置例で参考になるのは「2階建てなら2台」という数字より、家電を操作する空間ごとに配置を考えることです。子ども部屋や書斎のエアコンも操作したい家庭では、別に設置が必要になる場合があります。

家の間取りや製品の数だけで台数をまねしない

同じ2階建てでも、スマホで操作したい赤外線家電がリビングにしかなければ、まずはリビングの1台から検討できます。反対に、平屋でも壁や扉で分かれた複数の部屋に赤外線家電があれば、部屋ごとの設置が候補になります。

我が家の2台配置は使用例であり、通信の成功率や家全体の到達距離を測定した結果ではありません。設置予定の場所で、実際に使う機器の動作を確かめてください。

ハブミニ自体の使い勝手は、ハブミニを2台使ったレビューでも紹介しています。

部屋数・階数別の目安|赤外線家電のある空間を数える

住まい・使い方 最初に検討する台数 判断のポイント
ワンルームで家電をまとめて操作 1台 1か所から各家電へ赤外線が届くか
2LDKでリビングだけ操作 1台 使わない部屋の数を台数に含めない
リビングと寝室のエアコンを操作 2台 各部屋に1台ずつ設置する構成
2階建てで各階の複数の個室を操作 操作する部屋ごとに検討 各階1台だけでは足りないことがある
離れた部屋のBluetooth製品を遠隔操作 通信確認後に判断 距離・壁・家具の影響を確認する

赤外線家電は、閉じた扉や壁を越えて操作する前提にしないことが大切です。公式サポートでも、複数の部屋やフロアで赤外線家電を操作する場合は、各部屋・各フロアへのハブ配置を案内しています。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブミニ/Hub 2はどこに設置すればいいでしょうか?」。

2台目を買う前に確認する4つのこと

1.動かないのは赤外線家電かBluetooth製品か

エアコンやテレビだけが動かないなら、ハブから家電へ赤外線が届くかを確認します。ハブを家電の近くへ移して改善する場合は、受光部の向きや家具による遮りを見直してください。

ボット・カーテンなどが遠隔操作できない場合は、ハブと対象製品のBluetooth通信を確認します。スマホを近づけた直接操作だけが成功しても、ハブからの通信が届いているとは限りません。

赤外線側の確認は、SwitchBotの赤外線が反応しない時の確認手順を参考にしてください。

2.ハブ自体の電源とWi-Fiは安定しているか

ハブそのものがオフラインなら、先に電源・ケーブル・Wi-Fi接続を確認します。給電やネットワークに問題がある状態で台数を増やしても、原因が解消するとは限りません。

対象製品の電池残量やアプリの状態も確認し、通信距離以外の原因を切り分けます。症状別の手順は、SwitchBotがオフラインになる原因と直し方にまとめています。

3.Bluetooth製品との距離や障害物を減らせるか

ハブを対象製品へ近づけ、壁や金属製の家具を挟まない位置で操作を試します。公式サポートが案内するハブミニ・ハブ2等の家庭内の設置目安は、Bluetooth製品から5m以内です。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブミニ/Hub 2はどこに設置すればいいでしょうか?」。

4.片方へ移動すると、別の部屋が使えなくなるか

寝室の近くへハブを移すとリビング側が使えず、リビングへ戻すと寝室側が使えないなら、1か所から必要な範囲をカバーできていない可能性があります。両方の部屋を日常的に操作するなら、2台に分ける判断がしやすくなります。

確認時は、普段どおりに扉を閉じた状態でも試してください。扉を開けた時だけ動く配置では、就寝中などの使い方に合わないことがあります。

ハブを追加する前に確認する対象・電源・接続・置き場所

ハブを2台に増やす時の設定と機種選び

設置する部屋が分かる名前を付ける

2台目を追加したら、「リビングのハブ」「寝室のハブ」のように設置先が分かる名前にすると、設定や不具合の確認で取り違えにくくなります。赤外線家電は、その家電に信号が届くハブへ登録してください。

SwitchBotアプリのハブミニの名前とルームの設定画面

Bluetooth製品について、公式はアプリV9.0以降では同じアカウントのハブのBluetooth範囲内で自動的にネットワーク化されると案内しています。「プロフィール」→「ハブを管理」で、各ハブとデバイスの通信状況を確認できます。アプリのバージョンにより画面表記は異なる場合があります。

出典:SwitchBot公式サポート「ハブ製品の役割」。

台数と機種は分けて選ぶ

別室の赤外線家電を操作するための追加と、温湿度表示・本体操作・Matter連携を使うための機種選びは、分けて考えます。高機能なハブを選んでも、別室まで赤外線が届くことを前提にはできません。

使いたい機能 確認する機種・条件
赤外線リモコン操作 ハブミニ・ハブミニ(Matter対応)・ハブ2・ハブ3が対応。設置場所も確認
Matter連携 ハブミニ(Matter対応)・ハブ2・ハブ3。通常のハブミニと区別する
温湿度センサー ハブ2・ハブ3が対応。ハブミニ(Matter対応)はセンサー付き専用コードの条件を確認
本体の画面や操作機能 ハブ2・ハブ3の機能差を確認し、必要な操作で選ぶ

出典:SwitchBot公式サポート「ハブミニ、Hub 2、ハブミニ(Matter対応)とHub 3の相違点」。

Matterを使う予定がある方は、Matterでできることと必要性も確認しておくと、追加機種を選びやすくなります。

追加が必要と分かったら、ハブミニの仕様と購入先を確認

設置場所と通信状況を確認し、必要な部屋への追加を検討する方へ。通常版とMatter対応版を分けて、使いたい機能とセット内容を確認してください。

SwitchBot ハブミニ(通常版)

別室の赤外線家電を操作するために追加する候補です。Matter連携を使う予定がある場合は、次のMatter対応版と区別して選んでください。

SwitchBot ハブミニ(Matter対応)

赤外線家電の操作に加え、Matter連携も使いたい方の候補です。温湿度センサーを使う場合は、専用コードの有無とセット内容を確認してください。

※価格・送料・在庫・セット内容は各販売ページでご確認ください。

ハブの必要個数でよくある質問

エアコン1台につきハブも1台必要?

家電の台数だけで決める必要はありません。同じ空間にあり、ハブから各家電へ赤外線が届けば、1台に複数のリモコンを登録して使う構成が候補になります。部屋が分かれている場合は、各部屋への設置を検討してください。

1台のハブへ接続できる製品数は何台?

公式サポートでは、ハブシリーズ製品へ接続できるSwitchBotボットの個数を120個と案内しています。これはボットについての案内であり、すべての製品やMatter連携に共通する上限ではありません。

出典:SwitchBot公式サポート「SwitchBotボットは何個までハブシリーズ製品に接続できますか?」。

Matterで他社のホームアプリへ同期する数には、別の機種別上限があります。通常のアプリ操作とMatter経由の操作を混同せず、購入前に公式の機種比較表を確認してください。

登録数を確認したい場合は、SwitchBotの接続台数・ハブ登録・Matter同期の上限の違いも確認してください。

Wi-Fi製品しか使わない場合もハブは必要?

Wi-Fiに直接接続する製品では、通常の遠隔操作にハブが不要な場合があります。ただし、連動や特定機能にハブを必要とする例外もあるため、製品名と使いたい機能で確認してください。「SwitchBot製品だからハブも必須」とまとめて考える必要はありません。

ハブを使わない操作との違いは、Wi-Fiなし・Bluetoothでできることでも整理しています。

EchoやAlexa端末を増やせば、ハブは追加しなくてよい?

音声を受け取る端末の配置と、SwitchBotハブから対象家電へ信号が届くかは別の条件です。音声端末を増やすだけで、SwitchBotハブの赤外線が別室へ届くようになるわけではありません。スマホ操作はできるのに音声操作だけ失敗する場合は、Alexa連携の確認手順で切り分けてください。

まとめ|操作する部屋と通信状況を確認して追加する

我が家のハブミニは、1階リビングと2階寝室に各1台です。家全体の部屋数ではなく、それぞれの部屋の家電を操作するために配置しています。

これから導入するなら、まず操作したい家電と部屋を書き出してください。すでに1台持っているなら、届かない対象を特定することで、2台目の必要性と置き場所を決めやすくなります。