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こんにちは。パーシーのガジェブロ運営者のパーシーです。

我が家では約8年前から太陽光発電5.19kWを使用しており、2026年2月中旬に10kWhの蓄電池を追加導入しました。蓄電池の導入後は、発電量、消費量、買電量を毎日記録し、エコキュートや蓄電池の設定によって買電量がどのように変化するかを検証しています。

運用を見直した後の2026年5月には、月間買電量72.06kWh、電気料金3,218円を記録しました。ただし、我が家は現時点で電力会社や電力プランを変更していません。また、3月と5月では暖房需要、家庭内消費量、太陽光の発電量などが異なるため、買電量の減少分すべてが設定変更による効果ではありません。

本記事では、この実測条件をもとに、太陽光と蓄電池を運用する家庭が電力会社を比較する際に確認すべき項目と、候補となる料金プランの特徴を整理します。

実際に我が家では、AIおまかせ運転を使用していた時期にも買電が発生し、天候予測と実際の発電量がずれた場合などに、意図した運用にならないことがありました。詳細は下記の記事で実測データ付きで解説しています。

この記事を書いた人(パーシー)&我が家のリアル検証環境

客観的な再現性の目安として、我が家が実際に実験・検証を行っている設備環境スペックをすべて包み隠さず公開します。

居住地域・環境 北関東エリア / 戸建て(一軒家)環境
太陽光発電スペック 容量:5.19kW / 方角:南向き / パネルメーカー:パナソニック(約8年前から使用)
導入蓄電池スペック 型番・容量:DMM.make 10kWh型大型蓄電池(2026年2月中旬導入)
家族構成・給湯器 4人家族(大人2人、小学生2人)/ 東芝製460Lエコキュート
現在の契約プラン 東京電力エナジーパートナー「スマートライフS」/午前1時〜6時が割安になるオール電化向け時間帯別料金プラン
2026年5月の実測結果 運用設定を見直した2026年5月に、月間買電量72.06kWh、電気料金3,218円を記録。電力会社・電力プランは変更していません。

我が家が現在契約しているのは、東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS」です。スマートライフSは24時間一律単価ではなく、午前1時から午前6時までの電力量料金が割安に設定された、オール電化住宅向けの時間帯別プランです。

2026年5月の買電量72.06kWhと電気料金3,218円は、スマートライフSを契約した状態で記録した実績です。電力会社や電力プランを変更して達成した数値ではありません。

出典:東京電力エナジーパートナー「スマートライフ(オール電化)」(2026年7月確認)

太陽光・蓄電池環境で候補となる電力会社の比較

ここでは、現在契約中の東京電力エナジーパートナー「スマートライフS」を比較基準として、我が家の実測条件で候補となる電力プランの特徴を整理しました。各プランの料金や契約条件は、2026年7月時点で公式サイト、料金表、約款から確認できた範囲を掲載しています。

※新電力のプラン内容や各社が設定する燃料費調整額・市場価格調整単価・各種規約は随時改定される可能性があります。最新の提供プランや契約条件は、必ず各社公式サイトでご確認ください。

電力会社・プラン名 基本料金・固定費 電力量料金 料金変動の仕組み 対象家庭 解約条件 公式出典
東京電力エナジーパートナー
スマートライフS(現在契約中)
10Aにつき311.75円
(60Aの場合:月額1,870.50円)
午前6時〜翌午前1時:35.76円/kWh
午前1時〜午前6時:27.86円/kWh
午前1時〜午前6時が割安
燃料費調整額あり(上限なし)
再生可能エネルギー発電促進賦課金あり
オール電化住宅向け(専用プラン)
太陽光専用プランではない
公式約款で要確認 2026年7月確認
東京電力エナジーパートナー「スマートライフ(オール電化)」
Looopでんき
スマートタイムONE(電灯)
一般的な基本料金に相当する「制度対応費」あり JEPXの市場価格などをもとに、電力量料金単価が30分ごとに変動する市場連動型 固定された昼間・夜間の時間帯別単価はなし
市場価格の変動を直接受ける
市場高騰時は固定単価型プランより高くなる可能性がある
上限単価の設定あり
オール電化専用プランではない
太陽光発電家庭専用プランではない
解約手数料0円
契約期間の縛りなし
2026年7月確認
Looopでんき「スマートタイムONE」
楽天でんき
プランS
0円 東京電力エリアの従量料金:36.85円/kWh 固定された昼夜別の時間帯料金ではない
市場価格調整額あり
再生可能エネルギー発電促進賦課金あり
一般家庭向けプラン
(オール電化専用プランではない)
解約金なし 2026年7月確認
楽天でんき「プランS」
楽天でんき
オール電化プラン
0円 電力量料金にサービス料金と再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えて算定 JEPX市場価格に応じて電源単価が30分ごとに変動
固定された夜間割引型プランではない
市場価格が高い時間帯に使用すると料金が高くなる可能性がある
太陽光発電専用プランではない/オール電化住宅・蓄電池所有家庭向け 公式約款で要確認 2026年7月確認
楽天でんき「オール電化プラン」

オクトパスエナジー:公式サイトでは、太陽光パネル設置家庭向けの「ソーラーオクトパス」と、オール電化住宅向けの「オール電化オクトパス」が案内されています。ソーラーオクトパスは夜間料金を割安に設定したプランですが、実際の料金はエリアや契約条件によって異なるため、公式見積もりでスマートライフSと比較する必要があります。

出典:オクトパスエナジー公式「電気料金プラン一覧」(2026年7月確認)

各電力プランの特徴と注意点

  • Looopでんき:LooopでんきのスマートタイムONEは、一般的なアンペア制の基本料金ではなく制度対応費が設定され、電力量料金単価が30分ごとに変動する市場連動型プランです。市場価格が安い時間帯を活用できる一方、市場高騰時には固定単価型プランより高くなる可能性があります。
  • 楽天でんき:プランによって料金体系が異なります。「プランS」は基本料金0円ですが、市場価格調整額などが別途加算される一般家庭向けプランです。一方、「オール電化プラン」はオール電化住宅や蓄電池所有家庭向けで、電源単価がJEPXの市場価格に応じて30分ごとに変動し、市場価格が高い時間帯に使用すると料金が高くなる可能性があります。

※電力会社を比較する際は、単月の買電量だけでなく、12か月分のデータがそろってから通年で再計算し、年間使用量をもとに評価する必要があります。

電力プランを比較・シミュレーションする方法

比較サイトでは複数のプランをまとめて確認できますが、掲載対象、試算条件、キャンペーン適用条件はサービスごとに異なります。試算結果だけで判断せず、電力会社の公式料金表、約款、調整額、キャンペーン条件も確認してください。

⚡ 現在の料金プランが使用状況に合っているか確認する

現在の契約が、ご自宅の買電量や電気を使う時間帯に合っているかを比較しておくと、プラン見直しの判断材料になります。

電気・ガス見直しサイト【エネチェンジ】で現在の電力プランと比較する



太陽光・蓄電池で時間帯別プランを利用する際の注意点

太陽光パネルや蓄電池を導入した家庭において、電力プランを選ぶ際に気をつけるべきポイントを実際の運用データをもとに解説します。

時間帯別料金では、エコキュートを動かす時間によって料金が変わります。我が家が契約しているスマートライフSでは、午前1時から午前6時までが割安時間帯です。そのため、夜間にエコキュートを沸き上げる場合は割安単価を利用できます。一方、太陽光発電の余剰電力を使うために昼間へ沸き上げ時間を移した場合、発電量が不足すると午前6時から翌午前1時までの単価で買電が発生します。

昼間沸き上げと夜間沸き上げのどちらが有利かは、太陽光の発電量、天候、給湯量、蓄電池残量によって変わります。スマートライフSが一律に不利というわけではなく、家庭ごとの使用状況を確認したうえで判断する必要があります。

【晴れて発電量が多い日の電力フロー状況】

晴天日の太陽光発電と蓄電池の電力フロー画面

【雨・曇りで発電量が極端に少ない日の電力フロー状況】

雨天日の太陽光発電と蓄電池の電力フロー画面

時間帯差のないプランへ変更すれば必ず安くなるとも限りません。段階制料金、燃料費調整額、市場価格調整額などの影響も受けるため、時間帯別プランと時間帯差のないプランのどちらが有利かは、各家庭の総使用量と電気を使用する時間帯によって異なります。

実録:運用設定を見直して月間買電量72.06kWhを記録した我が家のデータ

2026年5月時点で、我が家の契約プランは東京電力エナジーパートナーのスマートライフSです。月間買電量72.06kWhと電気料金3,218円は、スマートライフSを契約した状態で記録したもので、新電力への乗り換え効果ではありません。

我が家がエコキュートと蓄電池の運用を見直した後の2026年5月の測定データです。

  • 発電量、消費量、買電量、自給率:蓄電池アプリの月間集計
  • 請求額:電力会社の請求明細
  • ※集計期間と検針期間が一致しない場合があるため、単純比較には注意が必要です。
我が家の検証環境・項目 測定データ(2026年5月実測値)
蓄電池容量 10 kWh (DMM.make製)
月間総消費電力量 377.02 kWh
電力系統からの月間買電量 72.06 kWh
自給率 80.89 %(※)

※本記事における「自給率」は、以下の計算式で算出しています。
(377.02kWh-72.06kWh)÷377.02kWh×100=80.89%

我が家の数値だけでなく、一般的な4人家族の目安と比較したい方は以下の記事も参考にしてください。

【蓄電池アプリで確認した2026年5月の買電量72.06kWh】

蓄電池アプリに表示された2026年5月の買電量72.06kWh

買電量72.06kWhを達成した際の実績を、設定見直し前と比較した表がこちらです。買電量と請求額では集計期間が異なる可能性があるため、別々に記載します。

【買電量の推移】(蓄電池アプリの暦月データ)
検証フェーズ ① 運用見直し前(2026年3月) ② 設定見直し移行期(2026年4月) ③ 設定見直し後(2026年5月)
系統からの月間買電量 440.59 kWh 187.69 kWh 72.06 kWh

※買電量は、蓄電池アプリで確認した2026年3月から5月までの暦月実績です。3月と5月では、暖房需要、家庭内消費量、太陽光の発電量などが異なるため、買電量の減少分すべてが設定変更による効果ではありません。

【電気料金の推移】東京電力エナジーパートナー「スマートライフS」(請求明細)
請求項目 2026年3月請求分 2026年4月請求分 2026年5月請求分
電気料金 18,830円 7,155円 3,218円
前年同月の電気料金 23,372円 12,973円 10,063円

※電気料金は、東京電力エナジーパートナー「スマートライフS」の請求明細に記載された請求額です。買電量は暦月集計、電気料金は検針期間に基づくため、集計期間は一致しない場合があります。

【画像内容を確認して月・データ種別を記載】

画像内容を確認して記載

【画像内容を確認して月・データ種別を記載】

画像内容を確認して記載

【東京電力エナジーパートナーの請求明細で確認した5月請求額3,218円】

東京電力スマートライフSの2026年5月請求額3,218円

【2026年3月】

画像内容を確認して記載

【2026年4月】

画像内容を確認して記載

【2026年5月】

画像内容を確認して記載

 

我が家の現在の契約条件では、使用量が少ない月ほど電気料金における基本料金の比重が大きくなります。

出典:東京電力エナジーパートナー「スマートライフ(オール電化)」

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まだご自宅に太陽光パネルや蓄電池を設置していない場合は、「導入価格(初期費用)の比較」も重要です。太陽光や蓄電池の導入価格は、設備容量、屋根条件、工事内容、保証内容によって異なります。導入を検討する場合は、複数社の見積もりと発電シミュレーションを比較してください。

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蓄電池と太陽光に合う電力プラン選びのまとめ

  • ✅ 我が家は現在も東京電力エナジーパートナーのスマートライフSを契約しています。
  • ✅ 買電量72.06kWhと電気料金3,218円は、スマートライフSを利用していた2026年5月の実績です。
  • ✅ 新電力へ乗り換えた結果ではありません。
  • ✅ スマートライフSは、午前1時から午前6時までが割安なオール電化向け時間帯別プランです。
  • ✅ 60A契約の場合、基本料金は月額1,870.50円です。
  • ✅ 電力プランは「基本料金0円」という表記だけで判断せず、制度対応費、サービス料金、市場価格調整額、再エネ賦課金などを含む請求総額で比較する必要があります。
  • ✅ 同じ電力会社でも、一般家庭向けプランとオール電化プランでは料金の仕組みが異なるため、プラン単位で比較する必要があります。
  • ✅ スマートライフSと候補プランを、12か月分の使用量と時間帯別データを使って比較することが大切です。
  • ✅ 現時点では特定の新電力を最安・最適とは断定できません。

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まずは無料で読める関連記事を確認したい方は、こちらも参考にしてください。

2026年5月の請求額は前年5月より6,845円低くなりました。ただし、燃料費調整額、再エネ賦課金、気温、発電量、家庭内消費量などの条件も異なるため、差額のすべてが設定変更による効果ではありません。
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この記事を書いた人:パーシー

関東地方の戸建てで、4人家族のオール電化住宅に暮らしています。約8年前から太陽光発電5.19kWを使用し、2026年2月中旬に10kWhの蓄電池を追加導入しました。発電量、消費量、買電量を継続して記録し、設備設定や電力プランを実測データから検証しています。

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