【2026年7月】4人家族・オール電化の電気代は5,926円|太陽光・蓄電池ありの実績
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本格的な夏を迎え、エアコンの稼働が増える7月。オール電化住宅にお住まいの方の中には、「今月の電気代が一気に高くなったのではないか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
我が家は4人家族のオール電化住宅ですが、太陽光発電と蓄電池を活用することで、2026年7月の電気代を5,926円に抑えることができました。
この記事では、パーシー家の2026年7月のリアルな電気代と電力収支を公開し、消費電力が増えても電気代を安く維持できた理由をデータに基づいて解説します。
2026年7月のオール電化住宅の電気代は5,926円だった
結論からお伝えすると、2026年7月使用分(8月請求)の電気代は5,926円でした。
ここでは、請求額と、併せて確認する暦月ベースの電力収支、前月・前年との比較データを解説します。
2026年7月の電気代と電力収支
2026年7月の実績を一覧表にまとめました。電気代の金額だけでなく、家庭内でどれだけの電力を消費したのかに注目してください。
2026年7月1日〜31日の暦月集計。請求明細の149kWhとは対象期間が異なります。| 項目 | 2026年7月実績 |
|---|---|
| 電気代 | 5,926円 |
| 発電量 | 450.15kWh |
| 消費量 | 553.42kWh |
| 買電量 | 141.65kWh |
| 売電量 | 35.09kWh |
| 自給率 | 74.40% |
| 1日平均消費量 | 約17.85kWh |
| 1日平均買電量 | 約4.57kWh |
請求額は7月3日〜8月2日の149kWhが対象。暦月の買電141.65kWhとは集計期間が異なります。電気代は「2026年7月使用・8月請求」の実績です。電力収支は暦日31日間の集計であり、電力会社の検針期間とは完全に一致しない場合があります。
7月はエアコンの本格稼働により、家庭内での消費電力量が553.42kWhと非常に多くなりました。しかし、電力会社から実際に購入した買電量は141.65kWhに収まっており、自給率74.40%を達成しています。
前月より1,399円上がった
6月から7月にかけて、電気代は1,399円(+30.9%)上昇しました。
| 項目 | 6月 | 7月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 電気代 | 4,527円 | 5,926円 | +1,399円 |
| 発電量 | 約404.10kWh | 450.15kWh | 約+46.05kWh |
| 消費量 | 約395.21kWh | 553.42kWh | 約+158.21kWh |
| 買電量 | 約85.47kWh | 141.65kWh | 約+56.18kWh |
| 自給率 | 約78.37% | 74.40% | −約3.97ポイント |
発電も増えましたが、消費の増加幅は発電増の約3.4倍。買電量の増加につながりました。日照時間が増えて発電量は46.05kWh増えましたが、それ以上に消費電力量が約158.21kWh増えたため、結果として買電量が増加し、電気代が上がりました。
前年同月より7,717円安くなった
一方で、前年同月(2025年7月)と比較すると、電気代は大幅に安くなっています。
- 2025年7月:13,643円
- 2026年7月:5,926円
- 削減額:7,717円(約56.6%減)
前年から半額以下になった計算です。ただし、この削減額はすべてが節電によるものではありません。2026年2月に蓄電池を導入したこと、エコキュートの昼間沸き上げ運用を開始したこと、そして後述する国の電気料金支援が再開されたことなど、複数の要因が合わさった結果です。
我が家のオール電化設備と料金プラン
電気代は、住んでいる地域や家族構成、使用している設備によって大きく異なります。今回の実績の前提となるパーシー家の環境は以下の通りです。
契約している東京電力の「スマートライフS」は、エコキュートなどを利用するオール電化住宅向けの料金プランです。
出典:東京電力エナジーパートナー「電気料金プラン」(2026年8月22日確認)
7月の消費電力量が553.42kWhまで増えた理由
6月は395.21kWhだった消費電力量が、7月には553.42kWhへと大きく増加しました。その主な理由をデータから分析します。
エアコンの使用時間が増えた
消費量が増えた大きな理由として考えられるのが、気温上昇に伴うエアコン稼働時間の増加です。我が家の周辺の気象データを確認すると、7月の平均気温は約26.64℃、月間の最高気温は38.0℃に達する猛暑日もありました。
出典:気象庁「過去の気象データ検索」の関東地方の観測データを集計
7月の消費量は6月より158.21kWh増えました。エアコンの稼働増加が大きな要因と考えていますが、この差には夏休み中の在宅時間や調理家電など、家庭全体の使用量増加も含まれます。
夏休みに入り在宅時間が増えた
7月下旬からは子どもたちが夏休みに入り、日中の在宅時間が増加しました。これに伴い、複数の部屋でのエアコン稼働に加え、テレビやゲーム機、昼食の準備による調理家電の使用頻度も上がっています。
こうした生活スタイルの変化も、全体の消費電力量を押し上げる要因となりました。
消費量の増加に発電量が追いつかなかった
7月は日照時間が長く、太陽光の発電量は6月より約46kWh増えました。しかし、消費量の増加分(約158.21kWh)の方がはるかに大きかったため、発電した電力だけでは賄いきれなくなりました。
不足した分は電力会社から買うことになるため、結果として買電量が約56kWh増加し、電気代が押し上げられる形となりました。
553.42kWh使っても電気代を5,926円に抑えられた理由
家庭内で553.42kWhもの電力を消費しながら、請求額を5,926円に抑えられたのには明確な理由があります。
太陽光で450.15kWh発電できた
第一の理由は、5.19kWの太陽光パネルが450.15kWhを発電してくれたことです。
日中のエアコンや調理家電に太陽光発電を利用できたことで、日中の買電を抑えられました。
蓄電池で夜間の買電を減らした
日中に余った電力を蓄電池へ充電し、日没後に放電することで、夜間の買電を抑える運用をしています。
エコキュートを昼間に沸かした
オール電化住宅で最も電力を消費する設備のひとつがエコキュートです。エコキュートは夜間に沸き上げる設定が一般的ですが、我が家では太陽光が発電する昼間に沸き上げる運用へ変更しています。
エコキュートの沸き上げに太陽光発電を利用することで、給湯に伴う買電量を抑えられたと考えています。
具体的な効果は天候、消費量、給湯量、設備、料金プランで変わります。2026年7月は国の電気料金支援もあった
2026年7月使用分(8月検針分)には、低圧契約を対象とした1kWh当たり3.5円の値引きが適用されています。
ただし、我が家が集計している141.65kWhは7月1日から31日までの暦月買電量であり、東京電力の検針期間とは完全に一致しません。そのため、この記事では実際の値引き額を暦月買電量から算出せず、請求明細に記載された対象使用量を基準に確認します。
出典:東京電力エナジーパートナー「国による電気・ガス料金支援」(2026年8月22日確認)
5,926円をオール電化4人家族の平均とは比較できない
この記事を読んで「うちもオール電化なのに、こんなに安くない!」と感じた方もいるかもしれません。今回の実績は、単純な節電だけで達成した金額ではないため注意が必要です。
太陽光・蓄電池なしの家庭とは条件が違う
今回の5,926円という結果は、以下の条件が揃っているからこそ実現できた数値です。
- 太陽光発電(5.19kW)がある
- 蓄電池(10kWh)がある
- エコキュートを昼間に動かしている
- 国の電気料金支援が適用されている
仮に太陽光や蓄電池がない状態で同じ553.42kWhを消費した場合、その大部分を電力会社から購入することになります。そのため、設備を持たない家庭の電気代とは単純比較できません。
設備・運用・料金支援を含む個別実績です。太陽光や蓄電池がない家庭の平均とは条件が異なります。2026年7月の家計調査はまだ公表されていない
総務省が発表する家計調査を参考に「全国の4人家族の平均」と比較したいところですが、2026年8月22日現在、公表されている最新データは2026年6月分までです。
7月分の全国平均が発表されるのは少し先になるため、現時点では「平均よりいくら安い」と断定することは避けておきます。公表され次第、改めて比較してみる予定です。
出典:総務省統計局「家計調査」(2026年8月22日確認)
7月の電気代を抑えるために実施したこと
夏の電気代を少しでも下げるために、我が家で実際に取り組んでいる設定や運用方法を紹介します。
エコキュートを太陽光が発電する時間に沸かす
前述の通り、エコキュートの沸き上げ時間を昼間にずらしています。機種に専用の機能がない場合でも、内部時計をずらすことで擬似的に昼間沸き上げが可能です。
太陽光がある家庭では、エコキュートの沸き上げを発電時間帯へ寄せることで、買電量を減らせる可能性があります。ただし、効果は発電量、給湯量、機種、料金プランによって異なります。
関連記事:エコキュートは昼と夜どちらで沸かすべき?
蓄電池の放電停止残量を見直す
蓄電池の放電停止残量(SOC)は、停電時に残す容量と日常的に使える容量のバランスを左右します。我が家でも、夜間のエアコン使用量や停電への備えを考慮しながら設定しています。
適切な設定は家庭の消費量や重視する停電対策によって異なるため、一律に同じ数値が最適とは限りません。
関連記事:DMM蓄電池SOC設定は20%がおすすめ
蓄電池のAI運転をそのまま信用しない
蓄電池には天気予報と連動して自動で充放電を最適化する「AI運転」機能が備わっていることが多いですが、我が家ではあえて完全には信用せず、手動での設定も併用しています。
AIの予測が生活リズムと合わず、想定外の買電が発生する場合もあります。我が家では実測結果を確認しながら、生活リズムに合わせて運用を調整しています。
関連記事:DMM蓄電池のAIおまかせ運転を実測検証
電力会社と料金プランを定期的に比較する
電気代を根本的に下げるには、生活スタイルや所有設備に合った電力会社を選ぶことが大切です。
特に太陽光や蓄電池を導入している場合、基本料金だけでなく、買電する時間帯の単価や燃料費調整額などを含めた総額で比較することがポイントになります。定期的な見直しをおすすめします。
関連記事:太陽光・蓄電池に合う電力会社を比較
2026年2月から7月までの電気代推移
蓄電池を導入した2026年2月から7月までの電気代の推移と、前年同月との差額をまとめました。
| 使用月 | 2026年電気代 | 前年同月(2025年) | 前年差 |
|---|---|---|---|
| 2月 | 18,830円 | 23,024円 | −4,194円 |
| 3月 | 13,874円 | 23,372円 | −9,498円 |
| 4月 | 7,155円 | 12,973円 | −5,818円 |
| 5月 | 3,218円 | 10,063円 | −6,845円 |
| 6月 | 4,527円 | 10,953円 | −6,426円 |
| 7月 | 5,926円 | 13,643円 | −7,717円 |
請求額ベースの比較。蓄電池は2026年2月中旬導入のため、2月は導入前の期間を含みます。蓄電池は2026年2月中旬に導入したため、2月の実績は導入後だけの結果ではありません。
蓄電池を導入した2026年2月以降は、各月の請求額が前年同月を下回りました。ただし、差額には蓄電池や運用変更だけでなく、消費量、天候、燃料費調整額、国の料金支援など複数の要因が含まれます。
関連記事:太陽光・蓄電池の実測データ
2026年7月のオール電化電気代に関するFAQ
Q1. オール電化4人家族で7月5,926円は安い?
A1. 請求額だけを見れば低く抑えられていますが、我が家には太陽光5.19kWと蓄電池10kWhがあります。2026年7月の4人家族平均もまだ公表されていないため、一般的なオール電化住宅よりいくら安いとは断定できません。
Q2. 太陽光があれば夏の電気代は0円になる?
A2. 0円にするのは簡単ではありません。我が家のように基本料金があるプランでは買電量を減らしても基本料金が残り、買電した電力量には再エネ賦課金なども加わります。また、悪天候時や夜間には買電が必要になる日があるためです。
関連記事:太陽光と蓄電池でも電気代0円は無理?
Q3. 7月に電気代が上がった原因は?
A3. 我が家の場合は、気温上昇に伴うエアコンの使用増加と、夏休みの在宅時間の増加で、消費量と買電量が増えたことが主な要因です。
Q4. 売電収入は5,926円から差し引いている?
A4. 差し引いていません。この記事で紹介している5,926円は、電力会社から純粋に請求された電気料金の金額です。売電収入は別枠として管理しています。
まとめ|7月は消費量が増えても自給率74%を維持できた
2026年7月の4人家族・オール電化住宅の実測データから分かった重要なポイントをまとめます。
7月は猛暑により消費電力が跳ね上がりましたが、決して「暑いのを我慢して節電したから安かった」わけではありません。
太陽光発電の自家消費、蓄電池による夜間放電、そしてエコキュートの昼間沸き上げという運用を組み合わせることで、生活の快適さを落とさずに夏の消費増加を吸収できました。
電気代の高さに悩んでいる方は、まずはご家庭の電力プランが今の生活スタイルに合っているか、定期的に比較・見直すことから始めてみてください。
この記事を書いた人:パーシー
関東の一戸建て・オール電化住宅に住む4人家族の父。太陽光発電5.19kWと蓄電池10kWhを活用し、電気代と電力収支を継続的に記録しています。
