DIY

DIY初心者:やすりって?どれ揃える?番手は?【後編】

木材をサンディングしている



どうもパーシーです。

今回は前回に続いて紙やすりの後編やっていきたいと思います。

前回の記事をまだ読んでいない方は
前編を読んでからこの続きを読んでください。
やすりの基本、目的、種類が学べます。

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では深堀していきましょう。

1、紙やすりの番手

やすりの番手は

小さい数字ほど粗くて

大きい数字ほど細かい

というのが基本になります。

というのも、
数字=研磨剤の粒子の数(1平方センチメートルあたり)
だから、
数が少ない=粗い
数が多い=細かい
ということになります。

a.粗削りをするのであれば

【粗目】#40番~#80番

これは、かなり粗くてがっつりサンディングする感じでかな。
表面の仕上がりとしては「ざらざら」「傷だらけ」
って感じになります。

材料の木材がかなり酷い時に使うイメージ。

b.それなりに綺麗に仕上げる

【中目】#100番~#240番

DIYで一番多様するのがこの辺りだね。
#240番ぐらいまでやれば、綺麗に仕上がる。
触っても痛くないし、ざらざらもしてないぐらいまで持っていけます。

ほぼ凹凸がない状態を目指す時に使うイメージ。

c.かなり細かく綺麗にしたい時

【細目】#400番~#800番

この番手はかなり綺麗になります。
ほとんど最後の仕上げに使うのが、メインの用途になりますね。
それと、塗装後の研磨も細目でやると綺麗に仕上がります。

美品を目指す時に使うイメージ

d.完璧もしくは、光沢を出したい時

【極細目】#1000番~#2000番

ここを使う頻度はDIYではかなり低いと思う。
でも、どういうときに使うのかは知っていて損はないと思う。
ホテルの様な高級感を出したい人なんかは特に!

実際、木材に直接この番手で研磨するというこはないと思います。
塗装の重ね塗りを繰り返す際に、この辺りで研磨を重ねる事で光沢を出すことが可能です。

ざっくりの手順
塗装→#1000番で研磨→塗装→#1500番で研磨→塗装→#2000番で研磨
こうすることで光沢が出てきます。
ただ乾燥と、研磨とで結構な時間が掛かるので根気が必要な作業!

その分思い通りに完成した時の達成感は何物にも代えられません。
既製品を買ってくるだけでは味わえない感覚だと思います。

2、紙やすりの使い方

基本的には、
数字の少ないものから研磨していき徐々に数字をおおきくしていくということ
木目の方向に合わせてサンディングするという
認識でオッケーです。

粗目→中目→細目→極細目

ですが、全ての番手を全部やっていく必要はありません!

「40→60→80→100→120→140→160→180
→240→280→320→360→400→600→800
→1000→1500→2000」

こんなことしてたら、時間もコストも労力も膨大に掛かっちゃう訳で。

だから実際には、
(材料の木材が酷いという条件の場合)

「80→120→160→240」

位で十分かな!

手間なら120は飛ばして

「80→160→240」

でも大丈夫!!

それ以上に綺麗にしたければ、#240番研磨の後#400番。

俺としては#400番やれば十分過ぎると思う。

塗装の研磨については、またあとで記事にします。

3、あると便利な道具

サンディングは根気のいる作業の為、道具があると効率が上がります。
効率だけでなく、接地面だったり、力の掛け具合が均一になったりするので、道具があると仕上がりが良くなります。

ペーパーホルダー
ハンドサンダー
電動サンダー
ベルドサンダー

などがあります。
上から安い順になっています。
ベルトサンダーなんかは正直DIYでは必要ないかなーって個人的には思う。

とりあえずハンドサンダーって感じかな!

サイディングする面積が広いものを作ろうかな!って考えている人なら
電動サンダーを使った方がいいとかな。
電動工具だとお高いイメージがあると思いますが、サンダーはその中でも比較的安価です。
5000円前後で買えるから、必要なら買っちゃったほうが、作業効率が格段に上がります。
あとでおすすめのサンダーとかまとめます。

4、まとめ

【サンディングは愛】

本当これに尽きると思う。
どれだけ丹精込めて作ったかってのも、このサンディングで分かるんじゃないかな?
と思うほど。

【結論】

「DIYを始めたばかりなら」

ポリネットシートの
粗目
中目
細目
を2種類ぐらいづつ揃えておくのがベター!

「DIY上級者なら」

ポリネットシート各種
耐水ペーパー3種類程度

ってのがパーシーの見解。

いろいろ意見はあると思うけど、一つの意見として捉えてもらえたら幸いです。

DIY始めるのにもいろいろ準備やら調べる事やら、大変かもしれませんが
それも含めて楽しむのがいいと思う。
なるべく分かりやすく解説しているつもりですが、言葉足らずで伝えきれていない事も多々あると思いますが、少しでも皆さんの悩みが解決できればいいなと思います。
「Let’s Enjoy Do It Yourself」

ではまた。