節電

【節電】液晶テレビのコンセントは抜くべき?待機電力とその電気代はどれぐらい?

どうもパーシーです。

今回は液晶テレビの節電についてやっていきたいと思います。

よく液晶テレビの節電で、「使わない時はコンセントを抜いたほうがいいよー」と言われてたりします。

でも、

毎回なんてめちゃくちゃ面倒。

その都度なんて正直やってられない。

そもそも本当に節電出来てるの?

労力に見合った節電効果が出てるの?

と思ってしまいます。

だからこそ今回は、

「本当にコンセントを抜く方がいいのか!それともコンセントは入れっぱなしでいいのか!!」

ということの答えを出します。

具体的に液晶テレビの待機電力とその電気代を数字と金額で表します。※各メーカー、各機種によって差はありますので注意して下さい。

【結論】

液晶テレビのコンセントは入れっぱなしが正解

では深堀していきましょう。

レッツラゴー!!

液晶テレビの待機電力はとその電気代は?

画面サイズ 待機電力 年間電気代
「65インチ」 0.02Wh 0.02Wh÷1000×24時間×365日×28円(kWh)=

4.9円

画面サイズ 待機電力 年間電気代
「55インチ」 0.02Wh

0.02Wh÷1000×24時間×365日×28円(kWh)=

4.9円

えっ!?65インチの大きいテレビでも年間4.9円??

そうなんです。改めて計算してみると、年間たったの4.9円なんです。

※メーカーや機種によって多少の差はあります。

この4.9円の為に、コンセントを抜いたり、タップをOFFにしたりしていませんでした?

既に答えが出てしまいましたね。

コンセントは入れっぱなしにしましょう。

節電の効果は全くありません。

電気代安いのに「コンセントを抜いたほうがいい!」という話があるのか

先ほど65インチの大きいテレビですら、年間たったの4.9円と計算して説明しました。

なんで、待機中の電気代が安いのにコンセントを抜いたほうが節電だよーという話が出回っているのか疑問に思いませんか?

これは、技術力の発展と数字のマジックが原因です。

まずここ10年でテレビに使われる技術力も大きく発展してきました。

技術力の向上と比例して、省エネ性能も格段に向上しています。

そして、数字のマジックというのは、古いブラウン管テレビと比較した場合の節電額を全面に出しているからなんです。

古いブラウン管テレビと最新の液晶テレビを比較すれば、待機電力も大きく違ってきます。この場合なら、コンセントを抜いたほうが節電できますね。

でも、令和の時代にブラウン管テレビを日常使用している方はいません。そもそも地デジ映りませんし。

逆にコンセントを抜くことで問題発生します

電気代増!

というのも、コンセントが抜けた状態だと電気を供給していないので、番組表の更新やシステムのアップデートの処理がされません。

それらを起動時に一気に処理することで、より多くの電気を消費してしまいます。

起動が遅くなる

番組表の更新やシステムのアップデートなどの処理があり、テレビを視聴できるようになるまでの時間が増えてしまいます。

地味に表示が遅いのはストレスだったりもします。出来る限り普段の生活でのストレスは減らしていく方が精神的に楽になります。

録画ができない

最近の液晶テレビは外付けのハードディスクを接続することで録画出来る機種が増えています。

そんな録画機能ですが、電気の供給がなければ録画は開始されません。

液晶テレビで録画をしている人は要注意です。

コンセントを抜いた方がいいパターン

基本的に使用している液晶テレビのコンセントは抜かない方がいいと解説しました。

ですが、逆にコンセントを抜いたほうがいいパターンもあります。

それは、年に1度や2度しか使わない液晶テレビです。

たった4.9円かもしれませんが、使っていないものに払う必要はありません。

個人的には、使用頻度が極端に少ないのであれば、メルカリなどで売ってしまう方がいいのではないかと思います。

ちょっとしたお小遣いにもなりますし、なにかしらの電気代分ぐらいにはなると思います。

そして、物を置いておくスペースも無駄となってしまうので、「いつか使うかもしれない」と思うかもしれませんが、そのいつかは来ません。

いい機会と思って、断捨離しちゃいましょう。

節電するなら電気会社を見直そう

節電効果を大きくするためにも、大元の電気料金が安いのか調べる必要があります。

なぜなら、どんな節電対策をやったとしても、大元の電気料金が高ければ節電できる限界があります。

ですが大元の電気料金が安くなることで、節電対策をしたこと全てに影響を与え、更に節電することができます。

1つ1つの節電ももちろん大切ですが、電気料金の見直しも必要です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

節電と思ってやっていたことが、実は節電になっていない場合もある、ということを知ることが出来たと思います。

思い込みや、周囲の人が言っているからと言ってそれが絶対に正しいというわけではありません。

【結論】

液晶テレビのコンセントは入れっぱなしが正解

節電をするのであれば、必ず数値を見て計算をしなければいけません。

だからこそ、ご自宅で使用している家電製品がどれぐらいの消費電力なのか。年間どれぐらいの電気代が掛かっているのか、ということが重要になってきます。

まずは知ることから始めましょう。

各家電製品の電気代計算方法はこちらの記事にまとめてあります。

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この記事を読むことで、ご自宅の家電製品の年間電気代が算出できます。

無料のexcelシートもダウンロードできるので、是非活用してみて下さい。

以上パーシーでした。

では。