ガジェット PR

スイッチボット空気清浄機の性能を徹底解剖!2モデルを比較

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。写真はイメージです。

こんにちは。パーシーのガジェブロ 運営者の「パーシー」です。

SwitchBot(スイッチボット)の空気清浄機、気になりますよね。特に「Table」モデルはデザインも良くて、サイドテーブルにもなるっていうし。

ただ、いざ買おうと思うと「実際のところ、スイッチボットの空気清浄機の性能ってどうなの?」って疑問が湧いてくるかなと思います。ガジェット好きの私も、最初はそこが一番気になりました。

ペットの匂いに本当に効くのか、運転音がうるさいっていう口コミは本当か、花粉やハウスダストへの効果、センサーの感度、それから電気代やフィルター交換の手間やコストは?など、気になるポイントが多いですよね。

この記事では、そんな疑問をスッキリ解決するために、スイッチボット空気清浄機の性能を徹底的に掘り下げていきます。スタンダードモデル(ペット)とTableモデルの比較もしながら、実際の使い勝手を詳しく解説していきますね。

家のあらゆるシーンを簡単スマート化!【SwitchBot公式サイト】

スイッチボット 空気清浄機 性能の全体像を徹底解剖

まずは、SwitchBot空気清浄機の「キモ」である基本的な性能からチェックしていきましょう。スタンダードなペット特化モデルと、おしゃれなTableモデル、この2つの違いがどこにあるのか、ハッキリさせていきますね。

2モデルの性能を比較(Tableとペット)



SwitchBotの空気清浄機、現在(2024年時点)の主なラインナップは「スタンダードモデル(ペット特化)」と「空気清浄機 Table」の2種類です。

まず驚くべき(というか、選ぶ上で超重要な)ポイントから言いますね。

空気清浄機としての「基本性能」は、この2モデル、実はまったく同じなんです。

「え、そうなの?」って感じですよね。私も最初は、価格が違うからTableモデルの方が性能低いんじゃないか…なんて思ってました。

でも、SwitchBotの公式サイトでスペックをしっかり見比べると、適用畳数(25畳)、使われているHEPAフィルター、最大風量(5.5m³/分)、運転音(最小20dB)、消費電力(40W)…これら空気清浄の心臓部は、完全に共通化されています。

じゃあ、何が違うのか?

それは、「付加価値」です。

比較項目 スタンダードモデル (ペット特化) 空気清浄機 Table (多機能モデル)
基本性能 共通 (25畳 / HEPA) 共通 (25畳 / HEPA)
独自機能 ペットモード サイドテーブル

ムードライト

ワイヤレス充電

アロマ機能

センサー ニオイセンサー ニオイセンサー

湿度センサー

おすすめな人 ペットの匂いや毛を最優先で対策したい人 デザインと多機能性、省スペースを重視する人

(※上記は私のリサーチに基づく比較です。最新の正確な仕様は公式サイトをご確認ください。)

これ、実はすごく賢い戦略だと私は思っていて。空気清浄の「コア(核)」となる部分は共通化して開発コストを集中させ、外側(=付加機能)を変えることで、まったく異なるユーザー層にアプローチしています。

つまり、こういうことですね。

選ぶ基準は「付加機能」だけ!

  • 純粋にペット対策を強化したいなら、そのための専用モード(ペットモード)が搭載された「ペットモデル」
  • リビングや寝室でオシャレに、どうせなら充電もライトも…と多機能に使いたいなら「Tableモデル」

空気清浄能力で悩む必要はなくて、自分のライフスタイルにどっちの「おまけ機能」が刺さるか、で決めればOKです。これ、選ぶ側からすると非常に分かりやすくて良いな、と私は思いました。

花粉やアレルゲン除去の効果は?



基本性能が同じということは、どちらのモデルを選んでも「花粉」や「アレルゲン」に対する除去性能は期待できます。

その中心となるのが、高性能な「HEPAフィルター」です。

HEPAフィルターは、JIS規格(日本産業規格)などで「定格風量で0.3μm(マイクロメートル)の粒子に対して99.97%以上の集じん率を持つ」と定められている高性能フィルターのこと。(出典:日本電機工業会(JEMA)などの規格)

…ちょっと難しいですね。0.3μmと言われてもピンとこないかもですが、例えばスギ花粉の大きさは約30μm、花粉から飛び出すアレルゲンは約1μmと言われています。

つまり、HEPAフィルターは、「花粉やアレルゲンなんてもっと大きいから、ガッチリ捕まえられるよ」ということです。もちろん、PM2.5(2.5μm以下の粒子)もしっかりキャッチしてくれます。

実際の口コミでも、「花粉症の症状が和らいだ気がする」「家の中だけは快適」といった声が見られます。もちろん、これは個人の体感ですし、空気清浄機は医療機器ではないので「絶対に治る!」といった効果を保証するものじゃありません。

ただ、スペック上、花粉やアレルゲンを物理的に除去する能力はしっかり備わっていると見ていいと思います。

適用畳数も25畳とパワフルなので、LDKや広めの寝室でも十分なパワーです。「8畳の部屋を約11分で清浄できる」と公式でも謳われている通り、部屋の空気を素早く循環させてキレイにするパワー(=風量)を持っているのも安心材料ですね。

ニオイセンサーの感度と口コミ



自動運転の「性能」を左右するのが、この「センサー」です。

SwitchBot空気清浄機(Tableモデル)は、「ニオイセンサー」と「湿度センサー」を搭載しています。

…ん?「ホコリセンサー」は?

そうなんです。ここが多くの国内メーカー(パナソニック、シャープなど)の空気清浄機との大きな違いかもしれません。

実際のユーザーさんの口コミを調べてみると、非常に興味深い傾向がありました。

【口コミに見るセンサー性能】

  • 埃(ハウスダスト): 「布団を上げ下げしても、子どもが走り回っても、シーンとしてる(反応しない)
  • 匂い(料理など): 「キッチンで料理してたら、急にゴォォォー!と最大風量になった(強く反応する)

このことから、SwitchBotの自動運転は、「ホコリ」や「ハウスダスト」といった物理的な粒子への反応は鈍い(または、そもそも検知していない)一方で、「ニオイ(VOC=揮発性有機化合物)」に特化している可能性が非常に高いです。

これは一長一短ありますね。国内メーカー製の多くが採用する「ホコリセンサー(ダストセンサー)」は、光(LED)を当てて埃による散乱光を検知する光学的な仕組みで、コストもかかります。

SwitchBotは、そこをあえて搭載せず(あるいは感度を低くし)、ターゲット層である「ペット飼育者」や「料理をする人」が最も気にする「ニオイセンサー(VOCセンサー)」にリソースを集中させたんじゃないかな、と私は推測しています。

パナソニック製品みたいに「埃」に即反応するキビキビした自動運転を期待していると、「あれ?動かないぞ?」ってなるかもしれません。逆に、「料理臭」や「ペット臭」を素早く検知してほしい人にとっては、非常に優秀なセンサー性能と言えます。これは「性能の割り切り」であり、ユーザーニーズを絞った賢い選択とも言えますね。

家のあらゆるシーンを簡単スマート化!【SwitchBot公式サイト】

スマート連携。Matter対応の優位性

まとめ:結局switchbot matter とは何かさすがSwitchBot製品。スマートホーム連携の「性能」は、ハッキリ言って他社の追随を許さないレベルです。

特に私のようなガジェット好きとして注目したいのが、「Matter(マター)にネイティブ対応」している点。

…Matterって何?って感じかもですが、簡単に言えば「Apple Home(iPhone)でも、Google Homeでも、Amazon Alexaでも、メーカーの垣根を越えて連携できる共通規格」のことです。(出典:CSA – Connectivity Standards Alliance

これまでのSwitchBot製品(Wi-Fi非対応)は、連携に「ハブ(中継器)」が必要だったんですが、この空気清浄機はハブ不要。単体でWi-Fiに繋がり、Matter対応機器として動作します。これ、地味にコンセント周りがスッキリするし、追加コストもかからないので嬉しいポイントです。

これがどれだけスゴイことかというと…

ハブ不要のMatter対応でできること

  • Apple HomeKitに「空気清浄機」として正式に認識される
  • iPhoneの「ホーム」アプリから電源オンオフ、風量調整、空気質の確認ができる
  • 「COCORO AIR」みたいなメーカー独自アプリに縛られない、オープンな連携
  • 「アレクサ、空気清浄機をペットモードにして」みたいな声での操作も当然OK
  • 真の「自動化」:例えば、他社製の高精度CO2センサーが数値を上げたら、SwitchBot空気清浄機をオンにする、といったクロスプラットフォーム連携が可能になる

スマートホームを本気で構築したい人にとって、この「連携性能」の高さは、シャープやパナソニックなどの国内メーカー製品に対する圧倒的なアドバンテージになりますね。まさに「スマート家電」と呼ぶにふさわしい性能です。

私もMatter対応のスマートホーム構築には注目しているので、これは嬉しい仕様です。

他社製品との比較で見る独自性

パーシーのガジェブロイメージ

じゃあ、他のメーカーと比べてSwitchBotは結局どうなの?という点をまとめてみます。

vs Levoit (レビュート)

Levoitの「Core 300S」あたりは価格帯も近く、強力なライバルです。以前は「センサーが無い」モデルとの比較が多かったですが、このCore 300Sは「ホコリセンサー」を搭載しています。(※無印のCore 300はセンサー非搭載)

ここでの比較ポイントは「センサーの種類」と「スマート機能」ですね。

  • センサー: Levoit(300S)は「ホコリ」、SwitchBotは「ニオイ」。
  • スマート機能: Levoitは独自アプリ「VeSync」。SwitchBotは独自アプリ+「Matter」。

どっちのセンサーが欲しいか、という純粋な好みもありますが、将来的な拡張性やプラットフォームの自由度で言えば、Matterに対応しているSwitchBotに圧倒的な分があります。「家全体の自動化」を見据えるなら、SwitchBotが有利かなと思います。

vs シャープ (プラズマクラスター)

シャープ製品は、さすがの「ホコリセンサー」と「ニオイセンサー」のダブル搭載、さらに独自の「プラズマクラスター」技術もあります。純粋な空気清浄機としてのセンシング能力や付加機能は、シャープに軍配が上がるケースも多いでしょう。

ただ、スマート連携は独自の「COCORO AIR」という閉じた世界(エコシステム)。

COCORO AIRも進化していて便利なんですが、Apple HomeKitなどで家全体を管理したい人にとっては、オープン規格のMatterに対応したSwitchBotの方が、圧倒的に使いやすいはずです。

結局、「何を重視するか」で選ぶべき製品が変わってきますね。

  • センシングと独自技術の「シャープ」
  • 連携とデザインの「SwitchBot」

…という棲み分けかなと、私は見ています。

家のあらゆるシーンを簡単スマート化!【SwitchBot公式サイト】

スイッチボット 空気清浄機 性能に関する疑問と懸念

基本性能や連携機能は分かりました。でも、実際に家で使うとなると「ペットへの効果は?」「音は?」「お金は?」と、もっとリアルな疑問が出てきますよね。ここでは、そうした性能に関する「懸念点」を一つずつ潰していきます。

ペットモードの実力と匂い検知



スタンダードモデル(ペット特化モデル)に搭載されている「ペットモード」。

これを「ペットのおしっこの匂い」をピンポイントで検知する専用機能だと思っていると、ちょっとガっかりするかもしれません。

公式の情報(サポートページなど)を読み解くと、ペットモードの性能の正体は、こうです。

注意:「排泄物専用センサー」ではない

SwitchBot空気清浄機には、「ペットの排泄物」という特定の匂いを識別する高性能な専用センサーは搭載されていません。(2024年時点の私のリサーチによれば)

じゃあペットモードって何?というと、

「通常よりも感度と最低風量を引き上げた、攻撃的な自動運転モード」

…というのが私の解釈です。

ニオイセンサーが「何かしらの匂い(それが排泄物でも、ペットフードでも、料理臭でも)」を検知すると、通常モードよりもはるかに高い回転数(最低でも1800rpm)を維持して、素早く強力に脱臭し続けるモードなんです。

「おしっこをした瞬間に反応」はしないかもですが、「部屋に漂うペット臭全般」に対して、常にオーバースペック気味にパワフルに脱臭し続けることで、結果的に匂いを抑え込む。そういった性能だと理解するのが良さそうです。

ペットの匂いは一度壁紙などに染み付くと取れにくいですから、匂いが発生してから対処するより、「常に高めで運転して、匂いを定着させない」という予防的な意味合いも強いのかなと思います。だからこその「ペットモード」という命名なんでしょうね。

「うるさい」は本当?静音性の口コミ



SwitchBot空気清浄機の口コミを見ると、「すごく静か」という意見と「うるさい」という意見が混在していて、どっち?ってなりますよね。

これも、運用モードを理解すればカンタンに説明できます。どちらも本当なんです。

  • 「静か」という口コミ→これは「静音モード」や「弱モード」のこと。最小運転音は20dB(デシベル)。これは「木の葉がふれあう音」や「ささやき声」と同等レベルで、本当に静かです。寝室に置いてもまず気にならない、というレビューが多いですね。私もPCのファン音の方がよっぽど大きいと思います。
  • 「うるさい」という口コミ→これは、ほぼ例外なく「ペットモード」使用時(最低1800rpm)や「強モード」(最大52dB)のものです。50dBを超えると「普通の会話」や「エアコンの室外機(近距離)」レベルの音になってくるので、静かな部屋では「うるさい」と感じて当然です。

上で書いた通り、ペットモードは「攻撃的な自動運転」です。匂いを消すために、高回転でファンを回し続けます。

でも、これは欠陥じゃなくて、物理の法則。「大量の空気を動かすには、パワーが必要で、パワーを出せば音が出る」という、性能とのトレードオフなんです。

結論:静かに使いたい時は「静音モード」、匂いを最速で消したい時は「ペットモード」(うるさいけどパワフル)、という使い分け。

私のオススメは、普段は「自動」か「静音」でつけっぱなしにしておき、料理の後やペットが暴れた後(笑)に、ブースト機能として「ペットモード」や「強」を手動でONにする、という使い方ですね。

デメリットは?テーブル機能の限界

逆にスマートハブを導入したほうがいいケース「空気清浄機 Table」は、その多機能性が魅力ですが、万能ではありません。特に「サイドテーブル」としての性能には、いくつか注意点(デメリット)があります。ここを理解せずに買うと「こんなはずじゃ…」となりかねないので、正直に書きますね。

Tableモデルの「おまけ機能」の限界

  • 防水性ナシ: これが最大の注意点かも。天板の注意書きに「花瓶や飲み物を置くな」と明記されているようです。サイドテーブルとして一番やりたいこと(飲み物を置く)が公式に非推奨…。これは、天板のすぐ下(あるいは側面)に吸気口や電装系があるため、こぼした水が内部に入るのを防ぐ構造上の制約だと思われます。自己責任でコースターを敷いて使うことはできますが、万が一こぼしたら…と思うと怖いですね。
  • ワイヤレス充電は遅め: あくまで「おまけ」レベルで、Qiの5W~7.5W程度の標準的な充電速度のようです。MagSafeやQi2のような急速充電には対応していないと考えた方がいいです。「寝てる間に満タン」なら十分ですが、「ちょっと置いて急いで充電」には向きません。これも、発熱を抑え、空気清浄機本体(特にセンサー類)への熱影響を避けるための安全設計かもしれません。
  • ライト操作が不便: ムードライトの操作がアプリからしかできず、本体でオンオフできないのは少し不便、という口コミがありました。また、空気清浄機本体の電源をオフにするとライトも消えてしまう仕様のようです。(※アップデートで改善される可能性はあります)

これらの機能は、あくまで「空気清浄機」がメインで、残りは「おまけ」と割り切る必要がありそうです。

「水拭きできる頑丈なテーブル」や「急速ワイヤレス充電器」の性能を最優先で求める人には、向いていないですね。

とはいえ、「平均点以上の機能を、オシャレなデザインで1台にまとめた」という統合力こそが、この製品の最大の「性能」だと私は思います。バラバラに買うより省スペースですし、何より生活感が消えますからね。

フィルター交換の時期と価格



空気清浄機は、買って終わりじゃないですよね。そう、「フィルター交換」というランニングコストがかかります。この運用「性能」も大事なチェックポイントです。

SwitchBot空気清浄機の場合、フィルターの性能維持のための交換は必須です。

  • 交換頻度(推奨): 6〜12ヶ月ごと
  • フィルター価格(参考): ¥2,680(税込)

(※価格は変動する可能性があるので、必ず購入時に公式サイトで確認してくださいね。)

交換頻度は、もちろん使用状況によります。ペットが3匹いるリビングと、一人暮らしの寝室では、フィルターの汚れ方が全く違いますからね。SwitchBotアプリがフィルターの消耗度を(時間や運転状況から)計算して、「そろそろ交換ですよ(残り10%です)」みたいに教えてくれるはずなので、それに従うのが一番です。

年間に1回か2回の交換と考えると、ランニングコストは年間¥2,680〜¥5,360くらい。月額にすると約223円〜447円

これは、空気清浄機としてはごく標準的か、むしろ少し安価な部類に入るかなと思います。

フィルターの性能が落ちると、せっかくの空気清浄能力もガタ落ちします。それどころか、目が詰まったフィルターはモーターに余計な負担をかけて電気代が悪化したり、フィルターに捕獲したカビや雑菌が、湿気を吸って異臭の原因になってしまう可能性も…。アプリの通知に従って、ここはケチらず交換するのがオススメです。

電気代は高い?24時間つけっぱなし



空気清浄機って、基本24時間つけっぱなしにしたいじゃないですか。そうなると気になるのが「電気代」です。いくら性能が良くても、電気代バカ食いじゃ困りますよね。

定格消費電力は40Wですが、これは「強モード」やワイヤレス充電などを全部使った場合の最大値。平常運転時はもっと低いです。

モード別の消費電力(Tableモデルのデータ参考)から、電気代をざっくり試算してみました。

(※電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価 31円/kWh(税込) で計算、あくまで目安です)

24時間つけっぱなしにした場合の電気代(試算)

  • 弱モード (8W) で運転0.008kW × 24時間 × 31円 = 1日あたり: 約5.95円1ヶ月あたり: 約179円
  • 最大運転 (定格40W) で運転0.04kW × 24時間 × 31円 = 1日あたり: 約29.76円1ヶ月あたり: 約893円

この結果、すごくないですか?

「弱モード」や「静音モード」で24時間つけっぱなしにしても、電気代は1ヶ月で200円もかからない計算です。毎日ジュース1本我慢するより安い。

「自動運転」にしておけば、ほとんどの時間は「弱」で静かに運転し、匂いを検知した時だけ一時的に「中」や「強」になるはずなので、実際の電気代は最小と最大の間、おそらく月200円〜300円程度に収まるんじゃないかなと予想します。

もちろん、ペットモード(最低1800rpm)を常時ONにすると、もう少し(中モード程度?)電気代は上がりますが、それでも基本的な運用であれば、電気代の性能は「非常に優秀」と言っていいと思います。これなら罪悪感なく24時間つけっぱなしにできますね。

スイッチボット 空気清浄機 性能の総括

ここまで、スイッチボット空気清浄機の性能について、良い点も気になる点も詳しく見てきました。

総括すると、この製品の「性能」は、従来の空気清浄機の尺度(いかに埃を吸うか、いかに加湿するか)とはちょっと評価軸が違うな、というのが私の結論です。

この製品は、「空気清浄機」というハードウェアの性能を売っているのではなく、「スマートホーム連携」や「デザイン」というソフトウェア・体験価値を売っている製品と呼ぶべきかもしれません。

SwitchBot空気清浄機の強み(買いな人)

  • Matter連携でApple Homeなどと連携したいスマートホーム上級者
  • すでにSwitchBot製品で揃えてアプリを統一したい人(SwitchBotカーテンなど愛用者)
  • 生活感を消し、多機能テーブルとしてスタイリッシュに設置したい人 (Tableモデル)
  • 埃やハウスダストよりも、「ペットの匂い」や「料理の匂い」を自動で素早く消したい人(ニオイセンサー特化)

SwitchBotが不向きな人

  • 「埃」「ハウスダスト」を各種センサー(特にホコリセンサー)で検知し、自動で強力に吸引するセンシング性能を最優先する人(→パナソニックやシャープの高価格帯モデルが競合)
  • テーブルに「飲み物」や「花瓶」を気兼ねなく置きたい人(Tableモデルは防水性がないため非推奨)
  • Matter連携などのスマート機能に一切興味がなく、純粋な清浄機能だけを安価に求める人

「ニオイセンサー特化」「ホコリセンサー無し(or鈍い)」という性能の偏りはありますが、圧倒的なスマート連携性能と、ライフスタイルに溶け込むデザインは、他社製品にはない強力な魅力です。

特に私のようなガジェット好きで、Apple HomeやGoogle Homeで「家全体」を自動化するのが好きな人にとっては、まさに「これこれ!」となる性能を持った製品だと思います。

興味を持った方は、クーポンやキャンペーンをやっていることが多い公式サイトを一度チェックしてみるのがおすすめですよ。

家のあらゆるシーンを簡単スマート化!【SwitchBot公式サイト】