こんにちは。パーシーのガジェブロ 運営者の「パーシー」です。
これからマイホーム計画を立てている方、あるいは積水ハウスの展示場で「プラットフォームハウス」という言葉を初めて耳にした方。今、まさにスマホ片手に「積水ハウス プラットフォームハウス タッチ 何ができる」と検索して、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
正直なところ、ハウスメーカーが提案するスマートホームと聞いて、「どうせ高いだけでしょ?」「Amazonで買えるスマート家電と何が違うの?」と懐疑的になっている方も多いはずです。私自身、ガジェットブロガーとして数々のIoT機器を触ってきましたが、最初は「純正品は割高」という偏見がありました。しかし、積水ハウスのPLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウス タッチ)を深く調べていくうちに、これが単なる「便利なリモコン」ではなく、家の資産価値や家族の安全を根底から支える「生活インフラ」であることに気づかされました。
この記事では、カタログの美辞麗句だけでは見えてこない、実際の使い勝手やメリット・デメリット、そして導入にかかるリアルな費用まで、ユーザー目線で徹底的に深掘りします。導入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、ぜひ最後までお付き合いください。
- スマホアプリを使った具体的な家電操作の範囲とリアルな使用感
- 導入にかかる初期費用と月額料金、そしてランニングコストの正当性
- 市販の後付けスマートホーム機器と比較した際の決定的な違い
- オーナー紹介制度を活用して、システム導入費を実質タダにする裏技
積水ハウスのプラットフォームハウス タッチで何ができるのかを徹底解剖
それでは早速、皆さんが一番知りたい「具体的に何ができるのか」という機能面について、忖度なしで解剖していきます。毎日使う照明やエアコン、そして防犯に関わる玄関や窓のセンサー。これらは毎日の生活に直結する部分ですから、「できること」と「できないこと(制約)」を明確に理解しておく必要があります。
外出先からエアコン操作や照明の消し忘れを確認する
パーシーのガジェブロイメージスマートホームの基本中の基本、それが照明と空調のコントロールです。PLATFORM HOUSE touchでは、専用のスマートフォンアプリが家の司令塔となります。
まず照明機能についてですが、これは非常に完成度が高いです。アプリを開けば、家中の照明回路がアイコンで表示され、「今、どこの電気がついているか」が一目瞭然です。2階の寝室に入ってから「あ、玄関のポーチ灯を消し忘れた」と気づいても、わざわざ降りていく必要はありません。布団の中からスマホをタップするだけで消灯完了です。
また、防犯面でもユニークな使い方ができます。長期の旅行や出張で家を空ける際、夜になったら遠隔操作でリビングの照明をつけることで、「人がいる気配」を演出できます。これを「防犯シミュレーション」として活用すれば、空き巣に対する強力な抑止力になります。さらに、外出時に玄関で「全消灯」ボタンを押せば、家中の照明を一括でオフにできるため、忙しい朝のドタバタも解消されます。
エアコン操作には「制約」があることを知っておこう
一方で、エアコン操作については少し注意が必要です。多くのユーザーが期待するのは「28℃から26℃に下げる」といった細かい調整ですが、現状の仕様では基本的に「運転のON/OFF」のみに機能が限定されています。
これは、エアコンメーカーごとに通信規格が異なることや、安全性を考慮した結果だと思われますが、ガジェット好きとしては少し物足りない点です。「帰宅前にとりあえず部屋を冷やしておく(予冷)」「冬場に暖めておく(予熱)」といった使い方なら問題ありませんが、前回停止時の設定(温度や風量)で運転が再開される仕組みであることは覚えておきましょう。
玄関ドアの施錠確認と子供の帰宅通知で安心を得る
私がこのシステムの中で最も価値を感じているのが、この「玄関ドアの管理機能」です。家を出て車に乗った瞬間、あるいは電車に乗ってから「あれ? 鍵閉めたっけ?」と急に不安に襲われる経験、誰にでもありますよね。
PLATFORM HOUSE touchがあれば、アプリを開くだけで現在の施錠状態(ロックされているか否か)をリアルタイムで確認できます。もし鍵が開いたままであれば、その場で「施錠(ロック)」操作が可能です。この「精神的な安心感」は、月額料金を払ってでも手に入れたい価値の一つです。
ただし、ここで重要なポイントがあります。それは、「アプリからの解錠(アンロック)はできない」という仕様です。「え、友達が先に来た時に開けてあげられないの?」と不便に感じるかもしれませんが、これはセキュリティを最優先した結果です。万が一スマホを紛失したり、アカウントが乗っ取られたりした場合、遠隔解錠ができると泥棒にドアを開けられてしまうリスクがあります。積水ハウスは「便利さ」よりも「居住者の安全」を優先し、あえて解錠機能を排除しているのです。
また、家族がいつ帰宅し、いつ外出したかの履歴が通知される機能も、共働き世帯には必須級です。お子さんが学校から帰って鍵を開けた瞬間に自分のスマホに通知が来るため、仕事中でも「あ、無事に帰ったな」と安心できます。
おそうじ浴槽連携で帰宅後すぐにお風呂へ入る方法
冬の寒い日、家に帰ってすぐ温かいお風呂に入れたら最高ですよね。このシステムは、給湯器と連携させることで、外出先からのお湯張りを可能にします。
さらに、TOTOなどの対応メーカーが提供する「おそうじ浴槽」を導入すれば、まさに未来の生活が実現します。浴槽の洗浄から排水栓の閉鎖、そしてお湯張りまでを、すべてスマホのワンタップで完結できるのです。
自動化の壁とコストのバランス
ただし、この「全自動」を実現するにはハードルもあります。標準的な浴槽の場合、お湯張り指示はできても「物理的な排水栓(ゴム栓やプッシュ栓)」を閉めることはできません。つまり、朝出かける前に栓を閉め忘れていたら、いくらアプリでお湯張りを指示してもお湯はダダ漏れになってしまいます。
栓の開閉まで自動化するには、対応する高機能な浴槽と給湯器が必要となり、オプション費用として約20万円〜の追加コストがかかります。「毎日のお風呂掃除から解放される」というメリットとコストをどう天秤にかけるかが検討のポイントになります。
(参考:TOTO おそうじ浴槽 機能詳細)
温湿度センサーを活用した高齢者やペットの見守り
家の中の環境を可視化することも、プラットフォームハウスの重要な機能です。リビング、廊下、ウォークインクローゼットなど、家の中の複数箇所に設置された温湿度センサーが、常に空気の状態を監視しています。
これは単なる温度計ではありません。例えば、夏場に室温が危険なレベルまで上昇し、熱中症のリスクが高まると、アプリに「熱中症警戒アラート」が届きます。近年、室内での熱中症発症が増加しており、環境省も注意を呼びかけています。
(出典:環境省 熱中症予防情報サイト)
もし犬や猫などのペットを飼っている場合、この通知を受け取ってすぐにエアコンを遠隔操作でONにすれば、大切な家族の命を守ることができます。また、離れて暮らす高齢の両親宅にこのシステムがあれば、夏場のエアコン使用状況を間接的に見守ることも可能です。「暑いのに我慢していないか」を確認できるのは、大きな親孝行と言えるでしょう。
窓の開閉センサーと一体型デザインが叶える防犯対策
後付けのスマートホーム機器(SwitchBotなど)で窓のセキュリティを強化しようとすると、どうしても白いプラスチックのセンサーを窓枠に貼り付ける必要があり、見た目がゴチャゴチャしてしまいがちです。
その点、積水ハウスの純正センサーは「サッシと一体化した埋め込みデザイン」を採用しています。一見するとどこにセンサーがあるのか分からないほどスッキリしており、インテリアの美観を一切損ないません。この「目立たないこと」こそが、純正品を選ぶ最大のメリットの一つです。
アプリ上では、以下の2つの状態を別々に確認できます。
- 窓が開いているか、閉まっているか(開閉状態)
- クレセント錠がかかっているか、いないか(施錠状態)
「窓は閉まっているけど、鍵をかけ忘れている」という状態まで検知できるのは非常に優秀です。ただし、玄関ドアと同様に、窓の電動開閉や施錠を遠隔で行うことはできません。高断熱仕様のトリプルガラスなどは非常に重量があり、挟み込み事故防止の観点からも、現状では「モニタリング(監視)」に特化した機能となっています。
気になる初期費用と月額料金のコストパフォーマンス
パーシーのガジェブロイメージ機能が分かったところで、導入判断の最大の壁となる「費用」について、包み隠さず解説します。PLATFORM HOUSE touchは買い切り型の製品ではなく、インフラサービスとしての側面が強いため、初期費用と月額費用の両方が発生します。
| 費用の種類 | 目安金額(税込) | 内容・備考 |
|---|---|---|
| 初期導入費用 | 約57万円〜 | 専用ゲートウェイ、宅内コントローラー、各所センサー、設置工事費を含む概算。 |
| 月額利用料 | 2,200円 | スタンダードプラン。アプリ利用料、クラウドサーバー接続料、システム維持費。 |
| オプション費用 | +20万円〜 | おそうじ浴槽や、追加のセンサー等を導入する場合の機器代金差額。 |
正直な感想として、初期費用の約57万円は決して安くありません。また、「月額2,200円を払い続ける価値があるか?」という点については、ユーザーの価値観によって評価が分かれるところです。
しかし、この月額費用には「機器のファームウェア更新」や「セキュリティ対策」、そして「万が一の際のサポート窓口」が含まれています。Wi-Fiルーターの不調で頻繁に接続が切れる市販品とは異なり、住宅メーカーが保証するインフラとしての安定性を買うと考えれば、決して法外な価格設定ではないと私は考えます。特に、この後紹介するALSOK連携や健康サポートまで含めて考えれば、コストパフォーマンスの評価は大きく変わってきます。
積水ハウスのプラットフォームハウス タッチで何ができるか知れば家はもっと快適
ここまでは「アプリで操作できること」を中心にお話ししましたが、PLATFORM HOUSE touchの真価は、外部サービスとの連携による「サービスの拡張性」にあります。家を建てた後からでも機能が進化していく、その将来性について見ていきましょう。
ALSOKと連携した初期費用ゼロの駆けつけ防犯
私が調査していて最も「これは強い」と感じたのが、警備業界大手のALSOK(アルソック)とのシームレスな連携です。
一般的な戸建て住宅でホームセキュリティを契約しようとすると、窓やドアに専用のセンサーを取り付ける工事が必要になり、初期費用だけで数十万円、さらに工事の日程調整などの手間が発生します。しかし、PLATFORM HOUSE touch導入済みの住宅であれば、既に設置されている純正センサーをそのまま警備用センサーとして流用できるのです。
これにより、以下の画期的なメリットが生まれます。
- 初期費用ゼロ: 警備開始のための機器購入や工事費が一切かかりません。
- 即日利用可能: アプリから申し込むだけで、すぐに警備サービスを開始できます。
- スマートな運用: 専用の警備操作盤などを壁に設置する必要がなく、スマホで警備のセット・解除が可能です。
万が一、外出中にセンサーが異常(不審者の侵入など)を検知すると、自動的にALSOKへ通報され、プロのガードマンが現場へ急行してくれます。費用は基本の月額2,200円に加え、警備プランに応じて+2,400円〜3,400円程度。つまり、月額合計4,600円程度で、積水ハウスのスマートホーム機能とALSOKの駆けつけサービスの両方が手に入るわけです。これは市場価格を見ても非常に競争力のある設定です。
急性疾患を早期発見するHED-Netの将来性
積水ハウスが描く未来図は、防犯だけにとどまりません。現在開発・実証が進められているのが、住まい手の命を守る世界初のネットワーク「HED-Net(ヘッドネット)」です。
これは、天井などに設置された非接触センサーが、居住者の心拍数や呼吸数などのバイタルデータを常時モニタリングするというもの。もし家の中で脳卒中や心筋梗塞などの急性疾患を発症し、バイタルに異常が現れた場合、システムがそれを検知してセンターへ通報、必要に応じて救急車の出動要請までを行います。
ウェアラブルウォッチなどを常に身につける必要がなく、「ただ家に住んでいるだけ」で健康が見守られるという点が画期的です。2025年現在はまだ一部のモデルや実証実験段階の機能も含まれますが、将来的にはこの健康見守り機能がPLATFORM HOUSE touchの標準的な価値として実装されていくでしょう。「人生100年時代」の住まいとして、この拡張性は非常に魅力的です。
後付けスマートホームと積水ハウスの純正設備を比較
ここまで読んでも、「やっぱりAmazonでSwitchBotやNature Remoを買って自分で設定した方が安いし楽しいのでは?」と迷っている方もいるでしょう。ガジェットブログを運営する私としても、その気持ちは痛いほど分かります。そこで、両者の違いを明確に比較してみましょう。
| 比較項目 | 積水ハウス純正 (PLATFORM HOUSE touch) | 後付けIoT機器 (SwitchBot等) |
|---|---|---|
| 設置・外観 | 建築一体型で美しい。配線も隠蔽。 | 機器が露出する。配線がゴチャつく。 |
| 設定の手間 | 引渡し時に設定済み。すぐ使える。 | Wi-Fi設定や設置を全て自分で行う。 |
| 信頼性 | 安定性が高い。サポート窓口あり。 | Wi-Fi切れや電池切れのリスクあり。 |
| 拡張性 | ALSOKや医療連携などインフラ寄り。 | 対応家電が多く、細かい自動化が可能。 |
| コスト | 初期費用・月額ともに高め。 | 初期費用安価。月額基本無料。 |
結論として、「ガジェットの設定自体が趣味で、トラブルが起きても自分で対処できる人」には後付け製品の方が自由度が高く満足できるかもしれません。詳しくは、当ブログの「スイッチボットで何ができるの?QOL爆上がり活用術を徹底解説」でも解説しています。
しかし、「機械は苦手だけど便利な暮らしがしたい」「家族全員がストレスなく使える安定性が欲しい」「美観を損ないたくない」という方には、積水ハウスの純正システムが圧倒的に推奨されます。家は数十年間使い続けるものですから、数千円の節約よりも、日々の安定稼働とサポート体制を選ぶ方が、結果的にQOL(生活の質)は高くなります。
建物価格3パーセント割引になるオーナー紹介制度
パーシーのガジェブロイメージここまで読んで「PLATFORM HOUSE touch、導入したいけどやっぱり初期費用の57万円がネックだな…」と感じたあなたに、とっておきの情報をシェアします。これを知っているかどうかで、家づくりの総額が大きく変わります。
それが、積水ハウスの「オーナー紹介制度」です。
通常、住宅展示場に直接行って契約する場合、大きな値引きを引き出すのは至難の業です。しかし、既に積水ハウスで家を建てたオーナー(施主)から紹介を受けるという形で商談をスタートさせると、「建物本体価格の3%」の割引が適用されるのが一般的です。
例えば、建物価格が3,000万円の場合、その3%は90万円です。4,000万円なら120万円です。もうお分かりですね? この紹介割引を利用するだけで、PLATFORM HOUSE touchの導入費用(約57万円)が実質タダになるどころか、お釣りが来て、さらに家具や家電のグレードを上げる予算まで確保できるのです。これを使わない手はありません。
紹介コードYY4062でお得に建てる具体的な流れ
パーシーのガジェブロイメージ「でも、周りに積水ハウスのオーナーなんていないよ…」という方も安心してください。私がいつも読者の皆さんにおすすめしているのが、株式会社リバティアースの北川晴夫さんを経由する紹介ルートです。
北川さんは現役の積水ハウスオーナーであり、紹介制度の利用を広くサポートしてくれています。利用方法は驚くほど簡単で、初めて展示場に行く前に以下の紹介コードを応募フォームへ入力することです。
オーナー紹介コード: YY4062
「本当にこれだけで安くなるの?」と不安な方は、実際に制度を利用した方の声や、詳しい適用条件がまとめられた以下のページを必ず確認してください。ただし、注意点が一つ。「既に展示場に行って担当営業がついてしまっている」場合は、制度が適用できない可能性があります。ですので、これから動き出す方は、まず最初にこのコードを確保することが最優先事項です。
参考リンク: オーナー紹介割引の流れとよくあるご質問
※紹介コード:YY4062 をメモしてご活用ください!
積水ハウスのプラットフォームハウス タッチで何ができるか結論とまとめ
今回は、積水ハウスの「PLATFORM HOUSE touch」で何ができるのか、機能の深掘りから経済的な導入方法まで解説してきました。
記事のポイントをまとめます。
- 照明の消し忘れ確認や玄関の施錠確認など、「地味だけど毎日の不安を消してくれる機能」が充実している。
- エアコン操作はON/OFFメインなど制約はあるが、予冷・予熱には十分使える。
- 機器が建築と一体化しているため、インテリアを損なわず、動作の安定性も高い。
- 初期費用ゼロでALSOKの駆けつけサービスと連携できるのは、他にはない強力なメリット。
- 導入費用のネックは、紹介コード(YY4062)を使った3%割引で十分に回収(むしろ黒字化)できる。
私自身の結論として、PLATFORM HOUSE touchは「便利グッズ」ではありません。それは、家族の安全と快適な時間を守るための「新しい家のインフラ」です。Wi-Fiやガス・水道と同じように、これからの住宅には当たり前に備わっているべき機能だと感じました。
これから積水ハウスで家づくりを始める方は、ぜひこのシステムを検討リストに入れてみてください。そして、展示場へ行く前に応募フォームから紹介コードを入力して、賢くお得に理想の住まいを手に入れてくださいね。あなたの家づくりが、最高のものになることを応援しています!
