こんにちは。パーシーのガジェブロ 運営者の「パーシー」です。
2025年11月の発売に向けて、スマートホーム界隈がざわついています。そう、SwitchBot(スイッチボット)ブランドから登場する新製品、「SwitchBot AIハブ」です。これまでの同社製品といえば、数千円で手軽に生活を便利にするコスパ最強のガジェットというイメージが強かったですよね。私も自宅中にハブミニやボットを設置して愛用しています。
しかし、今回のAIハブ、発表された価格を見て目を疑った方も多いのではないでしょうか。公式サイトでの通常販売価格は、なんと39,980円(税込)です。
「えっ、ゼロが1個多くない?」
「ハブ2が1万円で買えるのに、なんで4万円もするの?」
正直なところ、第一印象は「高すぎる」の一言に尽きます。リモコンハブに4万円というのは、一般の感覚からすれば明らかに高額です。Nature Remoなどの競合製品と比較しても、価格差は歴然としています。では、SwitchBot社はなぜこれほど強気な価格設定に踏み切ったのでしょうか?そして、この価格に見合う価値は本当にあるのでしょうか?
この記事では、一見すると「高すぎる」と感じる39,980円という価格の裏側に隠された、驚くべきマシンスペックや機能の全貌を深掘りしていきます。単なるリモコンとしてではなく、サーバーとしての価値を検証することで、この価格が「ボッタクリ」なのか、それとも「破格」なのか、その真実を明らかにしていきましょう。
パーシーのガジェブロイメージ- 単なる赤外線リモコンではなく「本格的なホームサーバー」としてのコストパフォーマンスを分解して理解できる
- ハブ2やNature Remoとの決定的な価格差(約3万円差)を埋めるだけの機能差があるのかがわかる
- 月額サービスの複雑な料金体系と、無料トライアルを活用した失敗しない導入方法を知れる
- 公式サイト限定のクーポンやポイント還元、セール時期を活用した「最も賢い購入方法」がわかる
スイッチボットAIハブの価格が高いと感じる主な原因
まず、私たちが「スイッチボット AIハブ」の価格を見た瞬間に感じる「高い!」という拒否反応の原因を整理してみましょう。この心理的ハードルは、私たちがこれまでのスマートホーム機器に対して持っている「相場観」と、今回の製品が提供しようとしている「価値」の間に大きなズレがあるために生じています。
ハブ2との違いや性能差を比較
最も多くのユーザーが困惑しているのが、既存のフラッグシップモデル「SwitchBot ハブ 2」との比較です。ハブ2は現在も併売されており、定価は約9,980円。Amazonのセール時であれば7,000円〜8,000円程度で購入できることもあります。
ハブ2には、現在の温湿度が一目でわかるLEDディスプレイ、ワンタッチでシーンを実行できるスマートボタン、そしてケーブルに内蔵された高精度な温湿度センサーなど、目に見える「お得な機能」が満載です。
一方で、新製品のAIハブはどうでしょう。価格はハブ2の約4倍となる39,980円。それなのに、本体にはディスプレイもなければ、ボタンもありません。温湿度センサーすら内蔵されていません(別売りのセンサーが必要です)。
「機能が減っているように見えるのに、値段は4倍」
これが、多くの人が「高い」と感じる最大の要因です。しかし、筐体の中身(スペック)に目を向けると、この両者は「軽自動車」と「スポーツカー」、あるいは「電卓」と「パソコン」ほどに別次元の製品であることがわかります。以下の表で詳細なスペックを比較してみましょう。
| 比較項目 | SwitchBot ハブ2 | SwitchBot AIハブ |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 約9,980円 | 39,980円 |
| 製品の役割 | センサー統合型リモコンハブ | AIエッジサーバー / NVR |
| プロセッサ (SoC) | 省電力マイコン | 6 TOPS NPU内蔵 高性能SoC |
| メモリ (RAM) | 数MB〜数十MB(推定) | 8 GB (LPDDR4X等) |
| ストレージ | ファームウェア領域のみ | 32 GB eMMC (システム/ログ用) |
| 映像処理能力 | なし(センサーデータのみ) | VLM(視覚言語モデル)対応 |
| 外部出力 | なし | HDMI出力 (モニタリング用) |
この表の中で特に注目すべきは、メモリ(RAM)が8GBも搭載されているという点です。これがどれくらい凄いかと言うと、現在販売されている一般的な「Chromebook」や、エントリー〜ミドルレンジの「Androidスマートフォン」と同等の容量です。iPhone 15ですらメモリは6GBですから、AIハブがいかに強力な基礎体力を持っているかが分かります。
ハブ2などの一般的なスマートリモコンは、赤外線信号を飛ばしたり、クラウドに小さなテキストデータを送ったりするだけなので、メモリはほんのわずかで足ります。しかし、AIハブはカメラから送られてくる高画質な映像データをリアルタイムで解析し、「これは人間か?」「何をしているか?」を判断する必要があります。
つまり、39,980円という価格の正体は、「スマホ1台分に匹敵する高性能なコンピューター」の代金なのです。ハブ2が「センサーと画面」にコストをかけているのに対し、AIハブは「見えない頭脳」にコストを全振りしています。ハードウェアの原価率から見れば、決して不当な価格設定ではないと言えるでしょう。
SwitchBot ハブ2
月額サービスの料金体系と必要性

本体価格の高さに追い打ちをかけるのが、ランニングコストの懸念です。「AI+サービス」というサブスクリプションモデルが導入されており、月額約590円(3.99ドル)、年間プランだと少し安くなりますが、それでも継続的な出費が発生します。
「4万円も払ったのに、まだ金を取るのか!」と怒りたくなる気持ち、痛いほど分かります。しかし、冷静にサービス内容を分析すると、この課金が必要な理由と、無料ユーザーとの棲み分けが見えてきます。
まず重要なのは、「基本的な機能は無料」だということです。以下の機能は課金なしで利用できます。
- 家電の赤外線操作
- SwitchBotデバイスのハブ機能
- Matterブリッジ機能(他社プラットフォームへの連携)
- ローカルネットワーク内でのオートメーション実行
では、なぜ月額料金がかかるのか。それは、高度なAI処理の一部をクラウド上の巨大なGPUサーバーで行うためです。
AIハブ本体にもNPU(AIチップ)は搭載されていますが、VLM(視覚言語モデル)のような、「映像の意味を文章で理解する」という超高度な処理には、ローカルチップだけでは限界があります。そこで、複雑な解析が必要な場合のみクラウドのリソースを借用する仕組みになっています。この「クラウドサーバーの電気代と維持費」が月額料金の正体です。
有料プラン(AI+サービス)で解放される機能
- 自然言語検索:「郵便屋さんが来た時の動画を見せて」と話しかけるだけで、過去の録画から該当シーンを検索。
- AI要約機能:1日の出来事を、「8時に子供が登校し、14時に宅配便が届きました」のようにテキストでレポート化。
- 高度な物体認識:一般的な人・車だけでなく、より詳細なコンテキスト(文脈)の理解。
SwitchBotアプリ内では、購入者向けに30日間の無料トライアルが提供されています。まずは無料期間で「AIの便利さ」を体験し、それが月額590円に見合うかを判断すればOKです。私の感覚では、防犯目的で使うなら月額590円は激安(セコムなどは月額数千円〜)、単なる家電操作なら無料プランで十分、という結論になります。
Nature Remoなど競合製品と比較
「高い」という評価は、常に比較対象があってこそ生まれます。日本のスマートリモコン市場で絶対的な王者と言えば、Nature株式会社の「Nature Remo」シリーズです。
価格だけで見れば、勝負になりません。
- Nature Remo Nano:約4,980円(エントリーモデル)
- Nature Remo 3:約12,980円(センサー全部入り)
- SwitchBot AIハブ:39,980円
4万円あれば、Nature Remo Nanoを各部屋に置いて、さらに焼肉に行ってお釣りが来ます。「エアコンやテレビをスマホで操作したい」「Google HomeやAlexaと連携したい」というニーズであれば、間違いなくNature Remoシリーズ、あるいはSwitchBotのHub Miniを選ぶべきです。ここでAIハブを買うのは、コンビニに行くためにフェラーリを買うようなものです。
しかし、AIハブの本当の競合は「スマートリモコン」ではありません。
真の競合相手は、業務用やプロシューマー向けの「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」や、Synologyなどの「監視カメラ用NAS」です。これらは、複数の防犯カメラの映像を束ねて録画・管理するための専用機器です。
通常、NVRを導入しようとすると、本体だけで3万円〜5万円、HDD代で1〜2万円、さらにカメラ1台ごとのライセンス料がかかる場合もあります。設定も複雑で、ネットワークの知識が必要です。
SwitchBot AIハブは、この「NVR」の機能を内包しつつ、さらに「スマートリモコン」と「AI解析サーバー」の機能まで詰め込んで39,980円です。監視カメラシステムの相場を知っている人からすれば、「リモコン機能がついたAI NVRが4万円以下!?価格破壊だ!」となるわけです。
AIハブで具体的にできることの解説
では、この高価なデバイスを導入することで、私たちの生活は具体的にどう変わるのでしょうか。「家電が動く」以上の体験がそこにはあります。
最大の変化は、「家が文脈(コンテキスト)を理解する」ようになることです。
従来のスマートホームは、「動きがあったら通知」「ドアが開いたら通知」という単純なトリガーしか扱えませんでした。しかし、AIハブのVLM(視覚言語モデル)は違います。カメラの映像を通じて、家の中で何が起きているかを人間のように理解します。
例えば、以下のようなことが可能になります。
- 「鍵を探して」と頼める:家の中でスマホや鍵をどこに置いたか忘れた時、AIハブに聞けば、カメラの履歴から「ダイニングテーブルの上に置きましたよ」と映像付きで教えてくれます。
- ペットの体調管理:「今日、猫は何回ご飯を食べた?」「トイレには何回行った?」といった質問に対し、映像解析から回数をカウントして教えてくれます。
- 異常事態の高度な検知:単に人が通っただけでなく、「高齢の親が廊下で転倒して動かない」といった緊急性の高い状況をAIが判断し、家族にアラートを送ることができます。
既存カメラの「AI化」が凄い!
さらに強力なのが、RTSP(Real Time Streaming Protocol)への対応です。これは、TP-Link(Tapo)やAtom Tech(Atom Cam)など、他社製の安価なネットワークカメラの映像をAIハブに取り込める機能です。
今までバラバラのアプリで管理していた古いカメラたちが、AIハブに接続するだけで最新のAI監視カメラに生まれ変わります。カメラを買い換える必要がないため、エコシステム全体で見ればコストを大幅に削減できます。
発売日直後の評判や口コミを分析

SNSやガジェット系フォーラムでの前評判や、先行レビューの反応を分析すると、評価は真っ二つに分かれています。
【否定派の意見】
「高すぎる。ハブに4万は出せない。」
「エアコン操作したいだけなのに、こんな機能いらない。」
「月額課金があるなら解散。」
【肯定派・絶賛派の意見】
「スペック見たら安すぎて震える。ラズパイ5と周辺機器揃えるより安い。」
「NVRとHome Assistantサーバーが一体化して設定不要とか神機確定。」
「ローカルでAI処理できるならプライバシーも安心。」
このように、「リモコン」として見ている層には不評で、「サーバー」として見ている層には大絶賛されています。自分がどちらの側でこの製品を見ているかによって、39,980円の評価は180度変わるのです。
注意点
「テレビやエアコンをスマホで操作したいだけ」というライトユーザーの方は、絶対にAIハブを買わないでください。間違いなくオーバースペックで、お金の無駄になります。その用途なら、既存のハブミニやハブ2が最高の選択肢です。
SwitchBot AIハブ

スイッチボットAIハブの価格が高いがおすすめな理由
ここまで、AIハブが高額である理由と、ターゲット層による評価の違いを見てきました。私個人の見解としては、「スマートホームを趣味とする人」「防犯や見守りを真剣に考えている人」にとっては、39,980円は決して高くない、むしろ「バーゲン価格」だと考えています。その理由をさらに詳しく解説します。
Matter対応で広がる将来の拡張性

スマートホームの共通規格「Matter(マター)」への完全対応は、将来への投資として非常に重要です。Matterに対応しているということは、SwitchBot製品をAppleのHomeKit、Google Home、Amazon Alexaなどのプラットフォームから、メーカーの壁を超えてローカル制御できることを意味します。
ハブ2もMatterに対応していますが、AIハブのアドバンテージは「ブリッジとしての処理能力の余裕」にあります。Matterブリッジとして数十台のデバイス(カーテン、ロック、温湿度計など)をぶら下げた場合、低スペックなハブでは処理遅延が発生したり、応答しなくなったりするリスクがあります。
AIハブは強力なSoCと8GBメモリのおかげで、最大接続台数(仕様上30台以上)をフルに使っても動作が安定しています。また、Wi-Fiも2.4GHz帯だけでなく、干渉に強い5GHz帯に対応しており、Bluetoothの通信距離も強化されています。家の中心に置くインフラ機器だからこそ、通信周りのスペックが高いことは、日々の「ストレスのない操作感」に直結します。
詳しくは、SwitchBot公式サイトの製品仕様ページでも確認できますが、通信モジュールの品質にもコストがかかっていることが分かります。
高度なAI処理とスペックの価値
パーシーのガジェブロイメージ39,980円の価値を最もわかりやすく説明するために、同じことができる環境を自作(DIY)した場合のコストを計算してみましょう。
SwitchBot AIハブと同等の「AI監視サーバー 兼 スマートホームハブ」を作るには、以下のようなパーツが必要です。
| 必要機材 | 概算価格 |
|---|---|
| Raspberry Pi 5 (8GBモデル) | 約13,000円 |
| 専用ケース + 電源アダプタ + 冷却ファン | 約5,000円 |
| 高耐久microSDカード (32GB以上) | 約1,500円 |
| AIアクセラレータ (Coral USB Accelerator等) | 約10,000円〜 |
| スマートリモコンモジュール (赤外線送受信機) | 約3,000円 |
| 合計ハードウェアコスト | 約32,500円〜 |
パーツ代だけで3万円を超えてしまいます。さらに、ここからOS(Linux)をインストールし、Home Assistantをセットアップし、FrigateなどのNVRソフトを導入し、AIモデルを調整し…という、専門知識と膨大な時間が必要です。
特に注目すべきは、技術仕様に含まれている「Home Assistant Core Container」の存在です。AIハブには、オープンソースのスマートホームOSであるHome Assistantのコンテナがあらかじめ組み込まれています。通常ならコマンドライン(黒い画面)と格闘して構築しなければならない環境が、箱から出してすぐに使える状態になっているのです。
「Linux?コンテナ?なにそれ?」という人でも使えるようにパッケージ化する開発費、そして面倒なセットアップ代行費と考えれば、パーツ代との差額(数千円)など誤差の範囲です。「時間の節約」こそが最大の価値と言えるでしょう。
公式サイトのクーポンでお得に購入
「モノが良いのは十分わかった。でも、やっぱり4万円は財布に痛い…」
ご安心ください。SwitchBot製品、特に高額な新製品を購入する場合、定価で買う必要はありません。Amazonや楽天も便利ですが、実はSwitchBot公式サイトでの購入が最もお得になるケースが多いのをご存知でしょうか。
公式サイトをおすすめする理由は主に3つあります。
- SwitchBotポイントの付与:公式サイト独自のポイント制度があり、購入額に応じてポイントが貯まります。これは次回のセンサーやボットの購入に使えます。
- 会員限定クーポン:メルマガ会員や新規会員登録をすると、5%〜10%OFFのクーポンコードが頻繁に配布されています。39,980円の10%OFFなら約4,000円引き。これだけで36,000円になります。
- 長期保証とサポート:公式サイト経由だとサポートの履歴がスムーズに連携されるため、万が一の初期不良時も安心です。
キャンペーンを活用した賢い買い方
さらに安く手に入れたい方は、年間を通して開催される「ビッグセール」を狙いましょう。SwitchBotはセール時の割引率が高いことで有名です。
- Amazonプライムデー(毎年7月頃):過去最大級の割引が行われます。
- ブラックフライデー(毎年11月下旬):発売時期と重なる可能性が高い最大の商戦期です。ここで新製品がいきなりセール対象になることも珍しくありません。
- 新生活応援セール(3月〜4月):引っ越しシーズンに合わせたセット割引が強力です。
過去の例を見ると、高額なロボット掃除機などがセール時に20%〜30%OFFになることもありました。もしAIハブが20%OFFになれば、約32,000円。DIYでパーツを揃えるよりも安くなります。急ぎでない場合は、お気に入りリストに入れて価格変動をウォッチするのが賢い戦略です。
スイッチボットAIハブの価格が高い問題の総まとめ
長くなりましたが、最後にスイッチボット AIハブの価格についての結論をまとめます。
- 「高い・不要」と判断すべき人:テレビやエアコンのON/OFF操作、外出先からの単純な家電操作だけが目的の人。→ あなたには「ハブミニ (Matter対応版)」や「ハブ2」が最適解です。浮いた3万円で美味しいものでも食べましょう。
- 「安い・買い」と判断すべき人:高齢の親やペットの見守りを「ただ見る」だけでなく「AIに判断させたい」人。防犯カメラシステム(NVR)を導入したいが、配線工事や設定が面倒な人。Home Assistantなどの高度な自動化に興味があるが、ラズパイの構築で挫折したくない人。→ あなたにとって、このAIハブは「夢のオールインワン・サーバー」です。39,980円は決して高くありません。
39,980円という価格は、リモコンとして見れば異常な高さですが、「設定不要で使える、家を守るAIブレイン」と考えれば、市場に代わりのない唯一無二の製品です。
もしあなたが、「ただ家電を操作するだけ」の段階を卒業し、「家全体が知能を持ったような、本当の意味でのスマートホーム」を実現したいと考えているなら、このSwitchBot AIハブへの投資は、あなたの生活の質(QOL)と安心感を劇的に向上させる、最高の一手になるはずです。
以上、パーシーがお届けしました。あなたのスマートホームライフの参考になれば幸いです!する
SwitchBot AIハブ


