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スイッチボット Wi-Fi 設定ガイド:繋がらない原因と変更手順を解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。写真はイメージです。

SwitchBot(スイッチボット)製品のWi-Fi設定変更でお困りではありませんか?「ルーターを買い替えたら急にオフラインになった」「引っ越しをしたら接続できなくなった」「パスワードは合っているはずなのに、なぜか繋がらない」といった問題は、多くの方が経験する悩みです。

この記事では、そのようなお困りごとを解決するため、スイッチ ボット Wi-Fi 設定の基本手順を徹底的に解説します。ハブ2 Wi-Fi設定の方法はもちろん、ハブミニ Wi-Fi 変更の手順や、ハブ2 Wi-Fi 変更のやり方まで、デバイスごとに具体的な操作を分かりやすく説明します。

さらに、記事の後半ではスイッチ ボット Wi-Fi 設定トラブル解決のための情報も網羅。Wi-Fi 接続 できない時の確認点として、ネットワーク接続エラーの対処法や、ハブ2 Wi-Fi つながらない原因を深掘りします。SSID パスワード誤りの見直しといった基本的なミスから、5GHzのWi-Fiを設定していないか、ルーターの同時接続数がオーバーしていないか、ファイアーウォールで通信が遮断されていないか、といった技術的な確認点まで詳しくご紹介します。最終的に、どうしても解決しない場合にWi-Fiを新しく買うべきかどうかの判断基準も含め、スイッチ ボット Wi-Fi 設定に関するあらゆる疑問にお答えします。

スイッチボット Wi-Fi 設定の基本手順

SwitchBotデバイスのWi-Fi設定や変更は、すべて専用の「SwitchBotアプリ」を通じて行います。基本的な流れさえ掴めば、デバイスの種類(ハブ2やハブミニ)が違っても、ほぼ同様の操作で対応が可能です。ここでは、主要なデバイスの設定方法を具体的に見ていきましょう。

  • ハブ2 Wi-Fi設定の方法
  • ハブミニ Wi-Fi 変更の手順
  • ハブ2 Wi-Fi 変更のやり方

【SwitchBot公式サイト】

ハブ2 Wi-Fi設定の方法

パーシーのガジェブロイメージ

SwitchBot ハブ2のWi-Fi設定は、初めてデバイスを追加する際も、後から接続先を変更する場合も、アプリから直感的に行えます。基本的な流れは他のハブ製品と共通しています。

まず、SwitchBotアプリを開き、ホーム画面に表示されているデバイス一覧から、設定したい「ハブ2」を選択します。次に、デバイス操作画面の右上にある歯車(設定)アイコンをタップしてください。詳細な設定メニューが表示されますので、その中から「Wi-Fi設定」という項目を選びます。

ここで、現在接続しているWi-Fi情報(または未接続である旨)が表示されます。「編集」をタップすると、スマートフォンが検出している周囲のWi-Fiネットワーク(SSID)一覧が表示されます。接続したい2.4GHz帯のSSIDを選択し、続く画面で正しいパスワードを入力してください。

Wi-Fi設定の操作手順(ハブ2)

  1. SwitchBotアプリで「ハブ2」を選択。
  2. 右上の「歯車(設定)アイコン」をタップ。
  3. 「Wi-Fi設定」をタップ。
  4. 「編集」をタップ。
  5. 接続したい「2.4GHz帯のSSID」を選択。
  6. 正しい「パスワード」を入力し、「次へ」をタップ。
  7. 「接続済み」と表示されれば完了です。

「次へ」や「接続」といったボタンをタップした後、ハブ2が新しいWi-Fi情報でネットワークに接続を試みます。数十秒待って、アプリ上に「接続済み」や「インターネットに接続しました」というステータスが表示されれば、設定は正常に完了です。

ハブミニ Wi-Fi 変更の手順

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SwitchBot ハブミニのWi-Fi設定を変更する際も、ハブ2と同様にアプリからの操作が必要です。引っ越しやルーターの買い替えなどでWi-Fi環境が変わり、ハブミニがオフラインになってしまった場合は、この手順でWi-Fi情報を再設定してください。

SwitchBotアプリを起動し、対象のハブミニをタップします。画面右上の歯車(設定)アイコンを選択し、設定メニューの中から「ネットワーク設定」(または「Wi-Fi設定」※アプリのバージョンにより表記が異なる場合があります)をタップします。

現在のネットワーク情報が表示されている画面で、「編集」ボタンを押します。すると、新しいWi-FiのSSID(ネットワーク名)とパスワードを入力する画面に切り替わります。ここで、必ず2.4GHz帯のSSIDを選び、パスワードを正確に入力してください。入力後、接続が完了するまで待機します。ネットワーク状態が「インターネットに接続しました。」と表示されれば変更は完了です。

なお、ハブミニを安定して動作させるためには、電源アダプタの出力も重要です。SwitchBotの公式サポートによると、5V1Aまたは5V2Aのアダプターの使用が推奨されています。PCのUSBポートなどから給電している場合、電力が不安定になり接続に失敗することがあるためご注意ください。

ハブ2 Wi-Fi 変更のやり方

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前述の通り、ハブ2のWi-Fi設定を変更する手順は、ハブミニとほとんど同じ操作感で完了します。ルーターを変更した場合や、Wi-Fiのパスワードを変更した場合など、すでに設定されているWi-Fi情報を新しいものに更新する必要があります。

アプリでハブ2を選択した後、設定(歯車マーク)アイコンから「Wi-Fi設定」に進んでください。現在の設定内容が表示されている画面で「編集」をタップします。

新しいWi-FiネットワークのSSIDとパスワードを入力する欄が表示されます。ここで、新しいルーターのSSID(必ず2.4GHz帯)とパスワードを間違えないように入力し、接続を実行します。この操作により、ハブ2に保存されていた古いWi-Fi情報は、新しく入力された情報に上書きされます。

正常に接続が完了すれば、ハブ2は新しいWi-Fi環境で自動的に再接続し、オンライン状態に戻ります。もし接続に失敗する場合は、パスワードの入力ミスや、後述するトラブル解決の項目を確認してみてください。

スイッチボット Wi-Fi 設定トラブル解決

「手順通りに設定したはずなのに、なぜか接続できない」「昨日まで使えていたのに急にオフラインになった」という場合、いくつかの原因が考えられます。慌てずに、基本的な確認点から一つずつチェックしていきましょう。

  • Wi-Fi 接続 できない時の確認点
  • ネットワーク接続エラーの対処法
  • ハブ2 Wi-Fi つながらない原因
  • SSID パスワード誤りの見直し
  • 5GHzのWi-Fiを設定していないか
  • ルーターの同時接続数がオーバー
  • ファイアーウォールで通信が遮断?
  • Wi-Fiを新しく買う?スイッチ ボット Wi-Fi 設定

【SwitchBot公式サイト】

Wi-Fi 接続 できない時の確認点

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SwitchBotデバイスがWi-Fiに接続できない場合、設定ミスを疑う前に、まずは基本的な物理環境を確認することが解決への近道です。最も簡単で効果的な対処法は、SwitchBotデバイス本体とWi-Fiルーターの両方を再起動することです。

特にデバイス(ハブミニやハブ2)は、一度電源アダプタをコンセントから抜いてみてください。このとき、すぐに差し戻すのではなく、内部のコンデンサなどに溜まった電気を完全に放電させるため、5分ほど待ってから再度差し込むのが効果的です。これにより、デバイスが保持していた一時的なエラーやキャッシュがクリアされ、正常に動作を再開することがあります。

また、物理的な距離や障害物も電波強度に大きく影響します。Wi-FiルーターとSwitchBotデバイスが階をまたいでいたり、間にコンクリートの壁や金属製の家具(スチールラックや冷蔵庫など)があったりすると、電波が著しく弱くなります。電子レンジの使用中も、2.4GHz帯の電波と干渉するため接続が不安定になることがあります。設定時だけでも、可能な限りルーターとデバイスを近づけて接続を試してみてください。

ネットワーク接続エラーの対処法

ネットワークエラーの表示を確認するパーシーのガジェブロイメージ

アプリ上に「ネットワーク接続エラー」や「接続に失敗しました」と表示される場合、デバイスやルーター以外の要因も考えられます。

まず、お使いのスマートフォンのSwitchBotアプリが最新バージョンであるかを確認してください。古いバージョンのアプリを使い続けていると、OSのアップデートやサーバー側の仕様変更に対応できず、不具合が発生することがあります。App StoreやGoogle Playストアを確認し、アップデートがあれば必ず適用しましょう。

次に、アプリの再起動やスマートフォン自体の再起動も試みてください。これだけでアプリ側の不具合が解消されることもあります。

サーバー障害の可能性も

これらの対処法を試しても改善しない場合、SwitchBotのクラウドサービス側で一時的な障害が発生している可能性も否定できません。SwitchBotはAWS(アマゾン ウェブ サービス)などのクラウド基盤を利用しているため、大規模な障害が発生するとデバイスが操作不能になることがあります。この場合はユーザー側でできることはないため、SNSなどで情報収集をしつつ、数時間待ってから再度試すことで、問題が解決しているケースもあります。

ハブ2 Wi-Fi つながらない原因

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ハブ2が特につながらない原因としては、デバイス固有の不具合も考えられます。基本的な再起動(電源抜き差し)で改善しない場合、デバイスのリセット(初期化)を試す価値があります。

ハブ2の場合、本体ディスプレイにある「ON」ボタンと「OFF」ボタンを同時に15秒間長押しすることで、デバイスを工場出荷状態にリセットできます。リセットが成功すると、ディスプレイ表示が初期状態に戻ります。

ただし、初期化を行うと、それまでに設定したWi-Fi情報、学習させたリモコン、設定したシーンなどがすべて消去されます。そのため、再度Wi-Fi設定を最初から行い、リモコンなども登録し直す必要があります。これは非常に手間がかかるため、あくまで他のトラブルシューティングをすべて試しても解決しない場合の最終手段として考えてください。

ちなみに、ハブミニの場合は、本体上部にあるボタンを長押しする(ライトが点滅するまで)か、電源の抜き差し(放電)でリセットを試みます。デバイスによってリセット方法が異なるため注意が必要です。

SSID パスワード誤りの見直し

新しいルーターのSSIDとパスワードの確認パーシーのガジェブロイメージ

Wi-Fi設定に失敗する最も一般的で、見落としがちな原因が、SSID(Wi-Fiの名前)またはパスワードの入力ミスです。自分では正しく入力したつもりでも、一文字違うだけで認証は失敗します。

特に注意すべき点として、以下のようなケースが挙げられます。パスワード入力欄にある「目」のアイコンをタップして、入力した文字列が隠れないように表示させながら、一文字ずつ正確に確認することをお勧めします。

入力ミスしやすい文字の例
注意点 悪い例(間違い) 良い例(正しい)
大文字と小文字 Password123 password123
全角と半角 password(全角) password(半角)
数字の「0」とアルファベットの「O」 PasswOrd Passw0rd
数字の「1」とアルファベットの「l」(小文字L)、「I」(大文字アイ) PasswOrdl PasswOrd1
記号の「-」(ハイフン)と「_」(アンダーバー) My-WiFi My_WiFi

また、SSID自体に日本語(例:「私のWi-Fi」)や特殊な記号(例:「#Home!」)が含まれていると、IoT機器が文字コードを正しく認識できず、接続に失敗することがあります。可能な限り、ルーターの設定を変更し、SSIDとパスワードは半角英数字のみで構成するのが最も安全です。

5GHzのWi-Fiを設定していないか

Wi-Fiが2.4GHz帯が重要である理由パーシーのガジェブロイメージ

SwitchBotの多くのデバイスは、Wi-Fiの2.4GHz帯にのみ対応しており、5GHz帯には対応していません。これが接続できない原因となっているケースも非常に多いです。(※一部の最新機種を除く)

Wi-Fiの周波数帯には主に2種類あり、それぞれ以下のような特性があります。

  • 2.4GHz帯: 通信速度は5GHz帯より遅めですが、電波が遠くまで届きやすく、壁や床などの障害物にも強い特性があります。IoT機器に適しています。
  • 5GHz帯: 通信速度が非常に速いですが、電波の届く範囲が狭く、障害物に弱い特性があります。動画視聴やオンラインゲームなど、高速通信が必要なデバイスに適しています。

最近のWi-Fiルーターは、2.4GHz帯と5GHz帯の両方の電波を同時に発していることが一般的です。Wi-Fiのネットワーク一覧(SSID)に、以下のような名前がないか確認してください。

  • 5GHz帯のSSID例: MyWiFi-5G, MyWiFi-A
  • 2.4GHz帯のSSID例: MyWiFi-2G, MyWiFi-G

設定時には、必ず2.4GHz帯のSSID(末尾が「-2G」や「-G」などになっているもの)を選択するようにしてください。もしルーターの設定で2.4GHz帯が無効になっている場合や、2.4GHz帯と5GHz帯が同じSSID名で運用されている(バンドステアリング機能)場合は、ルーターの管理画面から2.4GHz帯を有効化するか、SSIDを分離する設定変更が必要になることがあります。

Wi-Fiの周波数帯に関する詳細は、総務省の電波利用に関するページなどで確認できます。

ルーターの同時接続数がオーバー

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Wi-Fiルーターには、同時に接続できるデバイスの数に上限(目安)が設定されています。スマートフォン、パソコン、テレビ、ゲーム機、スマートスピーカー、スマート電球など、家庭内のWi-Fi機器が増えすぎると、ルーターの処理能力(キャパシティ)を超えてしまうことがあります。

この上限を超えると、新しいデバイス(この場合はSwitchBot)が接続できなくなったり、既存のデバイスの接続が不安定になったりします。特に古いルーターを使い続けている場合、最近のスマートホーム機器の増加に対応しきれないケースが少なくありません。

対処法としては、まずルーターの管理画面や取扱説明書で、お使いの機種の推奨接続台数を確認します。その上で、現在Wi-Fiに接続しているデバイスを確認し、使用していない機器(例:古いスマートフォンやタブレット)のWi-Fi接続を一時的にオフにして、ルーターの負荷を減らしてみてください。

主要メーカー別 Wi-Fiルーターの接続台数(目安)
メーカー モデル例 接続台数(目安) 特徴
BUFFALO WSR-5400AX6S 30台 Wi-Fi 6対応、安定性が高い
NEC Aterm WX5400HP 36台 メッシュ機能対応
TP-Link Archer AX73 80台 高い接続台数とセキュリティ機能
ASUS RT-AX3000 64台 管理機能が豊富
Google Nest Wifi Pro 100台 Wi-Fi 6E対応、メッシュ特化

※上記はあくまで目安です。実際の性能は製品仕様をご確認ください。

根本的な解決策としては、より多くのデバイスを安定して接続できる高性能なルーター(Wi-Fi 6対応モデルなど)に買い替えることも検討が必要です。

ファイアーウォールで通信が遮断?

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Wi-Fiルーターの高度なセキュリティ設定が原因で、SwitchBotデバイスの通信が意図せず妨げられている可能性もあります。特に、ルーターのファイアウォール機能が強力に設定されていると、デバイスからSwitchBotのクラウドサーバーへの特定の通信がブロックされることがあります。

また、必ず確認すべきはWi-Fiの「暗号化方式」です。SwitchBotデバイスは、現在主流のセキュリティ方式である「WPA2-PSK(AES)」または「WPA-PSK」を推奨しています。もしルーター側で「WEP」などの非常に古い方式や、「WPS」機能のみを使用する設定になっていると、接続できません。

「WEP」はセキュリティ上の脆弱性が独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)などからも指摘されており、安全のためにも使用を避けるべきです。ルーターの管理画面を開き、Wi-Fiセキュリティ設定が「WPA2-PSK(AES)」になっているかを必ず確認してください。

その他、特定のデバイスの通信を制限する「MACアドレスフィルタリング」機能が有効になっている場合、SwitchBotデバイスのMACアドレスをルーターの許可リストに手動で登録する必要があります。

Wi-Fiを新しく買う?スイッチ ボット Wi-Fi 設定

ここまで紹介した様々なトラブルシューティングを試しても、SwitchBotのWi-Fi設定がうまくいかない場合、最終的な選択肢としてWi-Fiルーター自体の買い替えも視野に入ります。以下のポイントを参考に、ご自身の環境を見直してみてください。

  • SwitchBotのWi-Fi設定変更はアプリの「Wi-Fi設定」から行います
  • ハブミニもハブ2も基本的な変更手順はアプリから操作可能です
  • 引っ越しやルーターの買い替え時にはWi-Fiの再設定が必要です
  • Wi-Fi接続トラブル時はまずSSIDとパスワードの入力を再確認します
  • パスワード入力時は大文字小文字や全角半角、類似文字に注意してください
  • SwitchBotデバイスは原則として2.4GHz帯のWi-Fiのみに対応しています
  • SSID名に「-5G」や「-A」が含まれる5GHz帯は選ばないようにします
  • ルーターの同時接続台数の上限を超えていないか確認しましょう
  • 接続台数が多い場合は不要なデバイスのWi-Fi接続を一時的に切断します
  • デバイスとルーターの物理的な距離を近づけて電波状態を改善します
  • デバイスのリセット(ボタン長押しや電源の抜き差し)も有効な手段です
  • ルーターの暗号化方式が「WEP」など古い規格でないか確認します
  • 推奨される暗号化方式は「WPA2-PSK(AES)」です
  • ルーターのファイアウォール設定が通信を遮断していないか見直します
  • 様々な対処法を試しても解決しない場合はサポートセンターへ連絡します
  • ルーターが古い場合、Wi-Fiを新しく買うことも快適な設定への近道です