ガジェット PR

switchbotテープライトの残りは使えます!工作手順と新品購入の判断基準。

物作りが好きなら分岐と延長も可能
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。写真はイメージです。

SwitchBotテープライトの残りは工作可能。手順と新品購入の判断基準

SwitchBotのLEDテープライトで部屋をおしゃれに演出した後、「少しだけ余ってしまったけど、このswitchbot テープライトの残りはまだ使える?」と考えたことはありませんか。結論からお伝えすると、カットした残りも活用できる可能性はあります。ただし、切っても大丈夫ですが、切る場所には注意が必要です。具体的には、カットした残りはコネクタを工作で付ければ点灯する仕組みになっています。

この記事では、工作に必要な工具や部品の選び方から、残ったテープライトの電源供給方法、そして具体的なコネクタの接続方法や少し高度なハンダ付のやり方まで、網羅的に解説します。さらに、工作の注意ポイントや、物作りが好きなら分岐と延長も可能になる応用テクニックにも触れながら、switchbot テープライト 残りを工作する判断基準を明確にしていきます。

しかし、当サイトの最終的なスタンスとしては、タイパ・コスパ重視なら新品の再度購入をおすすめします。この記事が、あなたのswitchbot テープライト 残りに関する最終判断の助けとなれば幸いです。

  • SwitchBotテープライトの残りが使えるかどうかわかる
  • カットしたテープライトを光らせる具体的な方法を学べる
  • 工作に必要な道具や注意点が明確になる
  • 手間とコストを理解し、新品購入と比較検討できる

switchbotテープライトの残りはまだ使える

  • 切っても大丈夫だが切る場所には注意が必要
  • カットした残りはコネクタを工作で付ければ点灯する
  • 工作に必要な工具や部品
  • 残ったテープライトの電源供給方法
  • コネクタの接続方法
  • ハンダ付のやり方

切っても大丈夫だが切る場所には注意が必要

切っても大丈夫だが切る場所には注意が必要SwitchBotのLEDテープライトは、ユーザーが必要な長さに合わせて自由に調整できる点が大きな魅力です。テープ上には、電気的に区切られたブロックごとにカットラインが設けられており、指定された場所であればハサミで切断しても問題ありません。

このカットラインは、製品の表面にハサミのマークで分かりやすく示されています。マークをよく見ると、左右に4つの銅色の丸い接点(端子)が並んでいるのが確認できるはずです。この部分が、後から配線を接続するための重要なポイントになります。

カットライン以外の切断は厳禁

注意点として、必ず指定されたハサミマークの真上を切断してください。マークがない場所で無理に切断すると、内部の回路が破損してしまい、テープライトが正常に機能しなくなります。最悪の場合、残った部分も使えなくなる可能性があるため、絶対に避けましょう。

また、お使いのテープライトが表面をシリコン樹脂で覆われた防水・防滴タイプの場合、カット後に接続端子部分の樹脂をカッターナイフなどで慎重に取り除き、金属の接点を露出させる作業が追加で必要です。

カットした残りはコネクタを工作で付ければ点灯する

カットした残りはコネクタを工作で付ければ点灯する指定のラインで正しくカットすれば、余った「切れ端」もゴミにはなりません。これも立派な活用可能なパーツです。LEDテープライトは、切断された両方の部分が、それぞれ独立した照明として機能する構造になっています。

例えば、5メートルの製品を3メートルと2メートルに分けて使用した場合、もともと電源ケーブルが付いていた3メートル側はもちろん、残った2メートル側の切れ端にも、新しく配線を接続することで、もう一つの独立した間接照明として光らせることが可能です。

これは大きなメリットですよね。1つの製品で2か所以上の間接照明を自作することも夢ではありません。切れ端だからといって捨ててしまわず、次のDIYプロジェクトのために保管しておくのも良いでしょう。

主な方法は、専用のコネクタを使用する方法と、ハンダ付けで直接配線を接続する方法の2つです。コネクタを使えば初心者でも比較的簡単に作業できますし、ハンダ付けなら接触不良のリスクが少ない、より確実な接続が実現します。

工作に必要な工具や部品

工作に必要な工具や部品カットしたテープライトを再び光らせるためには、いくつかの部品を新たに用意する必要があります。ここでは、比較的簡単な「コネクタ接続」を前提とした場合と、より本格的な「ハンダ付け」の場合に必要なものをそれぞれ紹介します。

コネクタ接続で必要なものリスト

ハンダゴテを使わない、最も手軽な方法です。部品はネット通販などでセットで販売されていることもあります。

部品名 役割と選ぶ際のポイント
LEDテープライト用コネクタ カットしたテープの端に接続するパーツ。SwitchBot製は一般的に「幅10mm」「4ピン」のRGB用規格です。規格を間違えると接続できないので注意してください。
電源アダプター テープライトに電気を供給します。SwitchBot製品はDC12Vで動作するため、必ず電圧の合ったものを選びます。使用するテープの長さに応じて必要な電流(A:アンペア)が変わるため、余裕を持った容量のアダプターが安全です。
RGBコントローラー 色の変更や明るさの調整を行います。電源アダプターとテープライトの間に接続し、付属のリモコンで操作します。※SwitchBotアプリとの連携はできません。
DCジャック付きコネクタ テープライト側のコネクタと、電源アダプターのプラグを接続するためのパーツです。これがあると配線がすっきりします。

ハンダ付けで必要な追加工具

より確実な接続を求める場合は、上記の部品に加えて以下の工具が必要になります。

  • ハンダゴテ(電子工作用の30W程度のものが扱いやすい)
  • 糸ハンダ(ヤニ入りが便利)
  • ワイヤーストリッパー(配線の被覆を剥く工具)
  • 収縮チューブ(接続部分の絶縁・保護に使用)

残ったテープライトの電源供給方法

残ったテープライトの電源供給方法前述の通り、カットして余ったテープライトを光らせるには、新たに電源供給セットを用意する必要があります。元の製品に付属していた電源アダプターとコントローラーは、1本目のテープライトで使用するためです。

基本的には、以下の3つのパーツを揃えることになります。

  1. 電源アダプター(DC12V)
  2. RGBコントローラー
  3. 各種コネクタ

これらのパーツは、それぞれ仕様が適合している必要があります。特に電圧(V)プラグのサイズを間違えると、故障はもちろん、最悪の場合は火災の原因にもなりかねません。

電源選びの重要ポイント

最も重要なのは、使用するテープライトの長さに合った容量の電源アダプターを選ぶことです。例えば、長いテープライトに対して容量の小さいアダプターを使うと、アダプターが過度に発熱して非常に危険です。自信がない場合は、必要なパーツがすべて揃った「LEDテープライト電源セット」のような商品を選ぶのが最も安全で確実と言えるでしょう。

また、これらのパーツを揃えると、結果的に新品のテープライトをもう1つ購入するのと費用が変わらないケースも少なくありません。部品選びを始める前に、一度新品の価格を確認しておくことをおすすめします。

コネクタの接続方法

コネクタの接続方法専用コネクタを使った接続は、ハンダゴテなどの専門的な工具が不要で、初心者の方でも比較的簡単に行える最も手軽な方法です。以下の手順で進めていきましょう。

手順1:コネクタの準備とテープの確認

まず、SwitchBotテープライトの規格である「幅10mm」「4ピン」に適合したRGB用コネクタを用意します。次に、コネクタのフタを開け、テープライトを差し込む準備をします。

手順2:極性を合わせて差し込む

テープライトをコネクタに差し込みます。このとき、非常に重要なのが「極性」を正しく合わせることです。テープに印字されている「+12V」などのプラス極のマークと、コネクタ側のプラス極の印(多くは「+」マークや矢印で示されます)の向きが必ず合うように接続してください。向きが逆だと点灯しません。

手順3:フタを閉じて固定する

テープの4つの銅色端子が、コネクタ内部にある金属の刃にしっかりと当たるように奥まで差し込みます。その後、フタを「パチッ」と音がするまで固く閉じてください。これで接続は完了です。

接続をスムーズに行うコツ

テープの裏面に貼られている両面テープの厚みが邪魔でコネクタに差し込みにくい場合があります。その際は、端の部分だけ少し両面テープを剥がすとスムーズに作業できます。また、接続後に特定の色が点灯しないなどの不具合が起きた場合は、接触不良の可能性が高いです。一度フタを開け、再度しっかりと接続し直してみてください。

ハンダ付のやり方

ハンダ付のやり方コネクタ接続は手軽ですが、長期間の使用による振動や湿気で接触不良を起こす可能性はゼロではありません。より確実で安定した接続を求めるDIY上級者の方には、ハンダ付けが最も推奨される方法です。

ただし、ハンダ付けには専用の工具と、ある程度の技術的な慣れが必要になります。電子工作の経験がない方がいきなり挑戦するのは少しハードルが高いかもしれません。

ハンダ付けの基本的な流れ

作業は、配線の先端とテープの銅色端子の両方に、あらかじめハンダを少量盛っておく「予備ハンダ」という下準備から始まります。これにより、本番のハンダ付けがスムーズになります。

  1. 配線の被覆をワイヤーストリッパーで剥き、先端に予備ハンダをします。
  2. テープライトの4つの銅色端子にも、それぞれ少量ずつ予備ハンダをします。
  3. 予備ハンダをした配線を、対応する端子の上に乗せます。
  4. 配線の上からハンダゴテを当て、両方のハンダを同時に溶かして接合します。
  5. 4本すべての配線を接続したら、収縮チューブを被せて熱で収縮させ、接続部を絶縁・保護します。

細かい作業なので最初は難しく感じるかもしれませんが、一度習得すれば接触不良の不安から解放され、LED関連のDIYの幅が格段に広がりますよ。これから電子工作を始めてみたい方にとっては、挑戦してみる価値のあるスキルです。

switchbotテープライトの残りを工作する判断基準

  • 工作の注意ポイント
  • 物作りが好きなら分岐と延長も可能
  • タイパ・コスパ重視なら新品の再度購入をおすすめ
  • switchbot テープライト 残りに関する最終判断

工作の注意ポイント

工作の注意ポイントテープライトの工作は楽しいものですが、いくつか注意すべきポイントがあります。これらを見落とすと、テープライトを破損させてしまったり、うまく点灯しなかったりする原因になります。

特に注意すべき3つのポイント

① 樹脂タイプの加工は慎重に
防水・防滴タイプの場合、カット後に端子部分を覆っているシリコン樹脂を剥がす必要があります。このとき、カッターナイフで基板本体を傷つけてしまうと、そのテープは使えなくなります。あくまで表面の樹脂層だけを薄く剥がすイメージで、細心の注意を払って作業してください。
② 極性の確認は絶対
コネクタ接続でもハンダ付けでも、「+」と「-」の極性を合わせることは基本中の基本です。これを間違えると点灯しないだけでなく、コントローラーやテープ本体の故障に繋がる可能性もあります。接続前には必ず確認しましょう。
③ 接触不良を疑う
「特定の色だけ点灯しない」「チカチカと点滅する」といった症状は、ほとんどが接触不良が原因です。コネクタのフタを強く押し込んだり、ハンダ付けをやり直したりすることで改善されることが多いです。諦めずに接続部を見直してみましょう。

これらの作業には、ある程度の器用さと根気が必要です。少しでも不安を感じる場合は、無理せず次の選択肢を検討するのが賢明です。

物作りが好きなら分岐と延長も可能

物作りが好きなら分岐と延長も可能コネクタ接続やハンダ付けの基本をマスターすると、単に余ったテープライトを光らせるだけでなく、より高度で自由なライティング設計が可能になります。これは、工作技術を習得する大きな醍醐味と言えるでしょう。

例えば、以下のような応用が考えられます。

応用例①:延長

「延長用コネクタ」や「延長ケーブル」を使用すれば、テープライトをいったん中断して、障害物を避けたり、部屋の角を回り込んだりすることが可能になります。これにより、テープを無理に折り曲げずに、断線のリスクなく綺麗に配線できます。

応用例②:分岐

1つの電源から、「T字」や「十字」の分岐コネクタを使って、複数のテープライトへ配線を分けることもできます。例えば、テレビの左右の背面にシンメトリーな照明を設置したり、本棚の各段を均等に光らせたりといった、オリジナリティあふれる空間演出が実現します。

このように、基本的な接続方法を理解すれば、テープライトを単なる「線」としてではなく、様々な形に組み合わせられる「パーツ」として扱えるようになります。既製品をそのまま使うだけでは実現できない、あなただけの照明をデザインする楽しみが広がりますよ。

タイパ・コスパ重視なら新品の再度購入をおすすめ

タイパ・コスパ重視なら新品の再度購入をおすすめここまで残ったテープライトを活用する方法を解説してきましたが、正直なところ、もしあなたが工作や細かな作業が得意でない、あるいは面倒だと感じるのであれば、素直に新品を購入するのが最も賢明な選択かもしれません。

残ったテープを活用するには、以下のような時間的・金銭的なコストや、見過ごせないリスクが伴います。

再活用に伴う手間とコスト

  • 部品選定の手間: 自分のテープライトに合う正しい規格のコネクタや電源を探し出す必要があります。
  • 作業時間: 特にハンダ付けのような慣れない作業には、想定以上の時間がかかることがあります。
  • 追加費用: コネクタ、電源アダプター、コントローラー、工具などを一式揃えると、結果的に新品のテープライトを買うのと変わらない、あるいはそれ以上の出費になる可能性も十分にあります。
  • 失敗のリスク: 作業に失敗して、テープライトや購入した部品を壊してしまうリスクも考慮しなければなりません。

これらの「時間(タイムパフォーマンス)」や「費用対効果(コストパフォーマンス)」、そして確実性を総合的に天秤にかけたとき、手軽に高品質な間接照明を楽しみたいという目的であれば、新品を購入する方が最終的な満足度は高くなるケースが多いでしょう。

switchbot テープライト 残りに関する最終判断

switchbot テープライト 残りに関する最終判断この記事の結論として、SwitchBotテープライトの残りをどうするか、その最終的な判断基準をまとめます。ご自身のスキルレベルと目的を照らし合わせ、最適な方法を選択してください。

  • SwitchBotテープライトは指定のハサミマークがある場所でカットできる
  • カットライン以外の場所を切ると故障の原因になる
  • カットして残った部分も工作すれば点灯させることが可能
  • 再点灯には専用のコネクタや電源アダプターが別途必要
  • 簡単な方法は専用コネクタでの接続
  • より確実な接続を求めるならハンダ付けが有効だが技術と道具が求められる
  • コネクタはテープの幅10mmとピン数4ピンに対応したものを選ぶ
  • 接続時はプラスとマイナスの極性を正しく合わせる必要がある
  • 表面が樹脂で覆われている防水タイプは端子を露出させる作業が必須
  • コネクタ接続には振動などによる接触不良のリスクが伴う
  • 必要なパーツを一式揃えると新品購入と費用が変わらないことも多い
  • 工作に慣れていないと多くの時間と手間がかかる
  • 作業に失敗してテープや部品を破損させるリスクもある
  • DIYを楽しみつつ特定の長さで使いたい場合に工作は有効な手段
  • 手軽に間接照明を楽しみたいなら新品購入が最も確実で手っ取り早い

スイッチボット公式サイト