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SwitchBotのNFCカード互換品は?規格・価格・設定の違いを網羅

switchbot nfc カード 互換品の選び方
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SwitchBot製品をもっと便利に使いたいけれど、純正のNFCタグは少し価格が気になる…そんな風に感じていませんか?この記事では、SwitchBotのNFCカードに関する互換性の基礎知識から、具体的な選び方のポイントまで、あなたの疑問を解消します。まず、多くの方が気になる「他社製品は使えるのか?互換性は?」という問いに答えるとともに、他社製品を使うときの注意点として規格があることを詳しく解説します。SwitchBot製品で使えるNFCの規格はもちろん、NFCタグの基本的な仕組みと通信距離、そして純正品と他社製品のSwitchBot NFCタグの容量についてもしっかりと掘り下げていきます。さらに、複数のNFCタグを登録する方法と使い方を具体的に紹介し、最終的にはSwitchBot NFCカード互換品選びのポイントを明らかにします。純正品と他社製品の比較【価格と設定】、純正品のみで可能な便利なトグル設定、キーパッドで使える他社製NFCカードの種類、そして指紋認証パッドは交通系カードに対応しているという便利な情報まで網羅。この記事を読めば、あなたに最適なSwitchBot NFCカード互換品の選び方がきっと見つかるはずです。

この記事でわかること
  • 互換性のあるNFCタグの具体的な規格がわかる
  • 純正品と他社製品のメリット・デメリットを比較できる
  • 製品ごとの設定方法や便利な使い方がわかる
  • 自分の用途に合った最適なNFCカードを選べるようになる

switchbot 互換性NFCカードの基礎知識

  • 他社製品は使えるのか?互換性は?
  • 他社製品を使うときの注意点!規格がある
  • SwitchBot製品で使えるNFCの規格
  • NFCタグの基本的な仕組みと通信距離
  • SwitchBot NFCタグの容量について
  • 複数のNFCタグを登録する方法と使い方

他社製品は使えるのか?互換性は?

他社製品は使えるのか?互換性は?結論から言うと、SwitchBot製品で他社製のNFCカードやタグを使用することは可能です。SwitchBotのNFC機能は、国際的な標準規格に基づいて作られているため、必ずしも純正品だけしか使えないというわけではありません。

ただし、どのNFC製品でも良いというわけではなく、SwitchBot製品が対応している「規格」に合ったものを選ぶ必要があります。この規格さえ守れば、市販されている安価なNFCタグでも、純正品と同様にSwitchBotデバイスの操作トリガーとして活用できるのです。

これにより、コストを抑えながら自宅のスマートホーム化をさらに推し進めることが可能になります。次の項目では、その他社製品を選ぶ際に最も重要となる「規格」について詳しく見ていきましょう。

他社製品を使うときの注意点!規格がある

他社製品を使うときの注意点!規格がある他社製のNFC製品を選ぶ際に最も重要なのが、対応規格の確認です。規格が異なると、NFCタグをスマートフォンで読み取れても、SwitchBotアプリがそれを認識できず、結果としてデバイスを操作できません。

規格を間違えると使えません

NFC製品には複数の規格が存在します。SwitchBot製品と連携させるためには、使用したいデバイスがどの規格に対応しているかを事前に必ず確認してください。間違った規格の製品を購入すると、全く反応しないため注意が必要です。

SwitchBot製品で主に使用されるNFC規格は、製品によって異なります。例えば、SwitchBotボットや開閉センサーなどを操作する一般的な「NFCタグ」と、SwitchBotロック用の「キーパッド」や「指紋認証パッド」で使うカードとでは、求められる規格が違います。それぞれの製品に対応した正しい規格のNFCカードを選ぶことが、互換品をうまく活用するための鍵となります。

SwitchBot製品で使えるNFCの規格

SwitchBot製品で使えるNFCの規格SwitchBot製品と互換性のあるNFC規格は、主に2種類存在します。製品ごとに対応規格が異なるため、以下の表を参考にしてください。

SwitchBot製品 対応NFC規格 主な用途
SwitchBot NFCタグ (互換品を含む) NTAG216 SwitchBotボット、ハブミニ、電球などのデバイス操作
キーパッド / 指紋認証パッド MIFARE Classic 1K SwitchBotロックの施錠・解錠
指紋認証パッド (交通系IC) FeliCa (Suica, PASMOなど) SwitchBotロックの施錠・解錠

一般的なデバイス操作には「NTAG216」、ロックの解錠には「MIFARE Classic 1K」と覚えておくと良いでしょう。特に指紋認証パッドはSuicaなどの交通系ICカード(FeliCa規格)も登録できるため、非常に便利です。

他社製品を購入する際は、商品説明にこれらの規格名が記載されているかを必ず確認しましょう。

基本的な仕組みと通信距離

NFCタグの基本的な仕組みと通信距離NFCとは「Near Field Communication」の略称で、日本語では「近距離無線通信」と訳されます。その名前の通り、数センチから最大10cm程度の非常に近い距離で通信を行う技術です。

どうやって動いているの?

NFCタグの多くは、内部にバッテリーを持っていません。ではどうやって動作するのかというと、スマートフォンなどの「リーダー」側から発せられる微弱な電波(電磁波)をエネルギー源にしています。リーダーをNFCタグに近づけると、タグ内部のアンテナが電波を電力に変換し、ICチップが起動して情報の読み書きが行われる仕組みです。

身近なNFCの例

実は、交通系ICカードのSuicaやおサイフケータイ、任天堂のゲーム周辺機器「amiibo(アミーボ)」にもNFCの技術が使われています。かざすだけでデータのやり取りができる手軽さが、様々な分野で活用されている理由です。

この「かざすだけ」という手軽さが、SwitchBot製品の操作と非常に相性が良く、スマートホームをより直感的に、そしてスムーズにしてくれます。

NFCタグの容量について

SwitchBot NFCタグの容量についてNFCタグには、データを保存するための「容量」が存在します。この容量が大きいほど、より多くの、あるいは複雑な情報を書き込むことが可能です。

SwitchBot純正のNFCタグと、市販されている一般的なNFCタグでは、この容量に違いがあります。

  • SwitchBot純正NFCタグ:888バイト (NTAG216規格)
  • 一般的な安価なNFCタグ:144バイト (NTAG213規格など)

SwitchBotのデバイスをON/OFFする程度の単純な命令であれば、144バイトの容量でも十分な場合がほとんどです。しかし、純正品は888バイトという大容量を確保しており、将来的に複数のアクションを組み合わせるような、より複雑な設定が登場した場合でも対応できる余裕があります。

現状では、SwitchBotの操作において容量不足が問題になることは稀ですが、純正品は機能的な拡張性にも配慮されていると言えるでしょう。

複数のNFCタグを登録する方法と使い方

複数のNFCタグを登録する方法と使い方SwitchBotでは、複数のNFCタグを登録して、それぞれに異なる役割を持たせることが可能です。例えば、「寝室の照明を消すタグ」「エアコンを26℃でつけるタグ」「テレビをつけるタグ」といったように、場所や用途に応じて使い分けができます。

登録方法は、純正品か他社製品かで少し手順が異なります。

純正NFCタグの場合

SwitchBotアプリ内で設定が完結するため、非常に簡単です。各デバイスの設定画面から「NFC」の項目を選び、指示に従ってタグをスマートフォンにかざすだけで登録が完了します。マニュアルがなくても直感的に設定できる手軽さが魅力です。

他社製NFCタグの場合 (iPhoneの例)

少し手順が増えますが、慣れれば難しくありません。

  1. SwitchBotアプリで「シーン」を作成:まず、「お風呂を沸かす」などの実行したい操作を「シーン」として登録します。
  2. ショートカットアプリで設定:次に、iPhoneの標準アプリ「ショートカット」を開き、「オートメーション」機能を使って、NFCタグをスキャンしたときに先ほど作成したSwitchBotのシーンを実行するように設定します。

このように、他社製品は一手間かかりますが、その分コストを抑えることができます。どちらの方法を選ぶかは、手軽さを取るか、コストを取るかで判断すると良いでしょう。

switchbot 互換性NFCカード選びのポイント

  • 純正品と他社製品の比較【価格と設定】
  • 純正品のみで可能な便利なトグル設定
  • キーパッドで使える他社製NFCカード
  • 指紋認証パッドは交通系カードに対応
  • switchbot nfc カード 互換品の選び方

純正品と他社製品の比較【価格と設定】

純正品と他社製品の比較【価格と設定】純正品と他社製の互換品、どちらを選ぶべきか悩む方のために、それぞれのメリット・デメリットを価格や設定方法の観点から比較しました。

比較項目 SwitchBot純正NFCタグ 他社製NFCタグ (互換品)
価格 比較的高価 非常に安価 (1枚あたり数十円~)
設定方法 SwitchBotアプリのみで完結し、非常に簡単 ショートカットアプリ等の併用が必要で、一手間かかる
材質・品質 ABS素材でしっかりしており、防水性も高い シールタイプが多く、耐久性は製品による
容量 888バイトと大容量 144バイトなどが主流で、比較的小容量
独自機能 トグル設定などに対応 基本的なON/OFF操作のみ

やはり一番の違いは「価格」と「設定の手軽さ」ですね。初期設定の手間を少しでも減らしたい、アプリだけで完結させたいという方は純正品がおすすめです。逆に、コストを最優先し、ご自身で設定するのを楽しめる方は、安価な他社製品が魅力的な選択肢になります。

純正品のみで可能な便利なトグル設定

純正品のみで可能な便利なトグル設定SwitchBot純正NFCタグの大きなメリットの一つに、「トグル設定」に対応している点が挙げられます。

トグル設定とは?

トグル設定とは、1枚のNFCタグで「ON」と「OFF」の両方の操作を切り替えることができる機能です。例えば、スマート電球が消えている状態でタグにかざすと点灯し、点灯している状態で同じタグにかざすと消灯する、といった動作を実現できます。

他社製のNFCタグを使って同じことをしようとすると、「ON用」と「OFF用」の2枚のタグが必要になってしまいます。しかし、純正品なら1枚で済むため、タグを貼るスペースを節約でき、見た目もスッキリします。

特に、照明や扇風機など、ON/OFFを頻繁に切り替えるデバイスの操作には、このトグル設定が非常に便利です。この機能に魅力を感じるのであれば、純正品を選ぶ価値は十分にあるでしょう。

キーパッドで使える他社製NFCカード

キーパッドで使える他社製NFCカードSwitchBotロックと連携する「キーパッド」や「指紋認証パッド」でも、付属のNFCカード以外に他社製品を利用できます。この場合に必要な規格は「MIFARE Classic 1K(マイフェア クラシック 1K)」です。

この規格のカードはオンラインショップなどで簡単に入手できますが、選ぶ際には重要な注意点があります。

暗号化されていないカードを選びましょう

他社製のMIFAREカードの中には、セキュリティのためにデータが暗号化されているものがあります。SwitchBotのキーパッドは暗号化されたカードの読み書きに対応していないため、必ず「暗号化されていない」または「未フォーマット」のカードを選択してください。

安価な白無地のカードなどが多く販売されており、これらを使えば家族の人数分だけカードキーを増やしたり、紛失時の予備として保管しておいたりすることが手軽にできます。

指紋認証パッドは交通系カードに対応

指紋認証パッドは交通系カードに対応SwitchBotのスマートロックをさらに便利にする「指紋認証パッド」には、驚きの機能が搭載されています。それは、普段使っているSuicaPASMOといった交通系ICカードを、家の鍵として登録できる機能です。

これは、日本の交通系ICカードで広く採用されている「FeliCa(フェリカ)」というNFC規格に対応しているために実現できています。

財布やパスケースに入れたままの交通系ICカードをパッドにかざすだけで鍵が開くなんて、未来の生活が現実になったようですよね!買い物帰りなど、両手がふさがっている時にも非常に便利です。この機能のためだけに指紋認証パッドを選ぶ価値がある、と言っても過言ではありません。

わざわざ専用のNFCカードを持ち歩く必要がなく、日常的に使っているものをそのまま鍵にできるため、持ち物を最小限にしたい方には最適な機能と言えるでしょう。

まとめswitchbot 互換性NFCカードの選び方

switchbot nfc カード 互換品の選び方
まとめ
  • SwitchBotのNFC機能は特定の規格を満たせば他社製品も利用可能
  • 互換性を確認する上で最も重要なのはNFCの規格
  • 一般的なデバイス操作にはNTAG216規格のNFCタグが推奨される
  • SwitchBotロックのキーパッドにはMIFARE Classic 1K規格のカードが必要
  • 指紋認証パッドはSuicaやPASMOなどFeliCa規格の交通系ICカードを鍵にできる
  • 他社製カードを選ぶ際は暗号化されていない製品を選ぶ必要がある
  • 純正品はSwitchBotアプリだけで設定が完了し非常に手軽
  • 他社製品の設定にはiPhoneのショートカットアプリなどを併用する手間がかかる
  • 純正NFCタグは価格が比較的高めだが高品質で防水性にも優れる
  • 他社製NFCタグは非常に安価でコストパフォーマンスが高い
  • 純正品だけのメリットとしてON/OFFを切り替える便利なトグル設定がある
  • NFCの通信距離は約10cm以内でありスマホをかざすだけで操作できる
  • 設定の手軽さや安心感、トグル機能を重視するなら純正品がおすすめ
  • コストを最優先し自分で設定することを楽しめるなら安価な互換品が最適
  • 最終的には自分の使い方やスマートホームのスキルレベルに合わせて選ぶことが重要