どうもパーシーです。
今回は、ドライヤーの節電についてです。
ドライヤーは消費電力が大きく電気代が高くついてしまいがちです。
ドライヤーの、節電したいけど具体的にどうすればいいの?
と疑問に思うかもしれません。
・どうすればドライヤーの節電ってできるの?
・半乾きで終わらせればいいの?
・弱だけを使ってやれば節電になるはず
多分このようなことを考えている方は多いと思います。
これだと節電の方向性が違う方を向いてしまっている可能性があります。
確かに、「弱で使用」「半乾き」にすれば節電することは可能かもしれません。
ですが、「弱で使用」ですと長い時間ドライヤーを使わなくてはならなく逆に電気代が高くなってしまう場合もあり、大きな節電には繋がりません。
且つ、時間が掛かりすぎるので面倒になってしまします。
お子さんがいる家庭だったりすると、ドライヤーの音がうるさくて
「テレビの音が聞こえない」
と文句を言われてしまう場合もあるかもしれません。
赤ちゃんがいる家庭だと、寝ている赤ちゃんを起こさないようにと神経質になってしまうことも。
「半乾き」でも、もちろん節電は可能です。
でも、それで風邪を引いてしまっては節電金額以上の医療費が掛かってしまいます。
それでは、本末転倒です。本人も辛いし、家族や会社にも迷惑を掛けてしまうかもしれません。
みんなが損してしまいます。
じゃあ、何すればいいの?となると思います。
「バスタオルを吸水率の高いタオルに変える」
たったこれだけです。
なんでタオルなの?って、疑問もあるかもしれませんが、しっかり説明します。
では深堀していきましょう。
レッツラゴー!
そもそもドライヤーの電気代ってどれぐらい?
まずそもそものドライヤーの電気代をを知っていないと、どんな節電対策をやっても
「どれぐらい節電出来ているのか」
ということが分かりません。
ドライヤーの消費電力は
「強1200Wh」「弱600Wh」
となっているものが多いです。
各メーカーや品種によっても消費電力は変わります。
ご家庭のドライヤーの商品電力を確認してください。
1kWhとは
1kW=1000Wです。
1kWhの「h」というのは、1時間(hour)を表しています。
つまり1kWhとは、1時間使った場合の消費電気量ということです。
そして契約している電気会社の電気代は1kWh○○円と表示されています。
各家庭の契約している電気会社によって、1kWhあたりの電気代は変わりますが、ここでは平均的な値段として28円とします。
1kWhあたり28円の電気契約で1000Whの家電製品を1時間使用したら、28円の電気代になるということが分かると思います。
この前提でドライヤーを10分間使用したと仮定して、強弱それぞれで計算をしてみましょう。
1日10分使用すると
28円×1.2kWh÷60分×10分=5.6円
「強の場合」5.6円
28円×0.6kWh÷60分×10分=2.8円
「弱の場合」2.8円
となります。
30日の電気代は?
5.6円×30日=168円
「強の場合」168円
2.8円×30日=84円
「弱の場合」84円
365日で計算すると
5.6円×365日=2044円
「強の場合」2044円
2.8円×365日=1022円
「弱の場合」1022円
家族4人の電気代は?
1日4人合計40分「強」使用の場合、1年間で8176円
1日4人合計40分「弱」使用の場合、1年間で4088円
ドライヤーだけで年間8000円も使っていることを思うと、ドライヤーの電気代って高い。
自給1000円のパートをしているのであれば1日(8時間)分はドライヤーの為に働いていることになります。
どうして吸水率の高いタオルにすると節電になるのか?
そもそも疑問ですよね。
というのも、ドライヤーは何をするための家電製品なのかというのを考えてみて下さい。
ドライヤーの用途は、
「濡れた髪を乾かす」
だと思います。
濡れている髪を乾かすのに掛かる時間は水分量に比例します。
「水分量が多い=乾くまで時間が掛かる」
「水分量が少い=短い時間で乾く」
となります。
つまり、
「乾かす髪についている水分が少なければ少ないほど、ドライヤーを使う時間は少なくなる」
ということです。
「ドライヤーを使う時間が減る=使う電気が減る」
となるので、節電になります。
髪が長い人で、髪を軽く絞ってからお風呂を出てくる方いますよね。
絞って出てくるのは、水滴が落ちてしまうという理由もあると思いますが、面倒なドライヤーの時間を減らすための対策の一つとしてやっていませんか?
これもかなり効果がある節電対策です。
でも、これだけでは髪の水分を減らしきれません。
ここで重要となるのが、髪の水分を吸収するバスタオル。
「髪についている水分を、バスタオルでどれだけ吸い取れるか」というのが、大きなポイントです。
吸水率が悪いバスタオルを使用していると、水分を拭き取りきれません。
逆に吸水率の高いバスタオルを使用していれば、しっかりと水分を吸収できます。
だからバスタオルが重要になってきます。
バスタオルで余分な水分をしっかり吸い取る
↓
髪を乾かす時間が減る
↓
ドライヤーを使う時間が減る
↓
節電できる
という流れです。
おすすめのタオル
吸水率が高いものというのが前提です。
これらは、吸水率が凄く高いので是非取り入れてみましょう。
でもパーシーのおすすめは「パンダタオル」
「ん?パンダタオルとはなんぞや」
と思う方も多いと思います。
この「パンダタオル」を使うことで、節電だけでなく、節水・時短にも繋がります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、是非ご覧ください。
ドライヤーを変えるという選択もあり
5年前などの古いドライヤーを現在も使用しているなら、最新の物に買い替えるという選択肢もありです。
古いものだと、中のモーターが劣化していて、使う電気の量に対して、適切な温度、風量を出せていないこともあります。
それもそのはず、ドライヤーのメンテナンスってやりますか?
パーシー家では全くやっていません。
というより、やり方が分かりません。
空気清浄器やエアコンだったら、フィルターの清掃とかやったりもしますが、
ドライヤーはねぇ;
多分ほとんどの方がドライヤーのメンテナンスをしていないと思います。
メンテナンスをしていないことで、当然劣化しています。劣化しているから、新品の時の性能を100%発揮できていません。
ですので、もし古いドライヤーを使っている方は、買い替えを選択肢に入れておいた方がいいでしょう。
パーシーの嫁さんで比較と節電金額
比較内容
・前まで使っていたバスタオルを使用した時のドライヤー時間と金額
・「パンダタオル」を使用した時のドライヤー時間と金額
この2つを比べました。
ちなみに嫁は
・髪が肩より少し長いぐらいの妻
・髪の量は少し多め
です。
前までのバスタオル使用時
「10分」
28円×1.2kWh÷60分×8分=5.6円
「パンダタオル」使用時
「6分」
28円×1.2kWh÷60分×6分=3.4円
節電金額
1回あたり節電金額
5.6円-3.4円=2.2円
1年での節電金額
2.2円-365日=803円
節電
パーシーの嫁比較では半分とまではいかないまでも、4割は節電出来ました。
これが家族4人と考えるとかなり大きな節電になります。
上の例で計算した金額を4割節電したとしたら、
家族4人1年8176円の電気代が、4905.6円になります。
3000円以上の節電効果があるのが分かります。
もちろん計算通りにはいかないかもしれませんが、少なからず節電の効果は必ず出ます。
しかも、節電できた上にドライヤー時間を減らすこともできます。
面倒なドライヤー時間が減って節電もできるなら、やらないよりやった方が間違いなくいいですね。
多少でもドライヤーによるストレスが減るのは、生活が改善しているという事です。
それでも1番の節電は・・・
色々解説してきましたが、まずは大元の電気料金を安くすることが最重要です。
元の電気料金が高ければ、どれだけ節電してもある一定のところまでしか安くすることができません。
安い電気料金を節電することで、更に月々の電気料金を抑えることが出来ます。
今は電気をどこから購入するかを購入者自身で選択できる時代です。昔とは違います。
手続きは面倒ですが、早く乗り換えることで、早く恩恵を受けることが出来ます。
とは言っても、注意点もあります。
安易に、なんとなくで選んではいけません。
「○○電気は安いって評判だから○○電気にしよう」
これをやってしまうと、電気料金が高くなってしまう場合があります。
というのも地域によってどの会社が格安の電気料金なのか!というのは変わってきます。
Aの地域だとAの会社が安いけど、Bの地域だとAの会社は高い。ということが、普通にあります。
ですので、現在お住まいの地域で、各家庭の使用環境に適した、安い電気会社に契約を変えることがなによりの節電になります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか?
小さな改善ですが、少しの手間に対して効果は絶大です。
初期投資として、タオル代が掛かってしまうかもしれませんが、元を取れる以上の節電になります。
髪を乾かすというのは、体調管理の1つです。
無理して節電節約して、家族が風邪を引いていたら、節約の意味がありません。
出来る範囲で節電節約して、家族が健康なら「それが一番」です。
そして余分な支出を減らして、お金に関する生活の不安を減らしていきましょう。
もし、お金を貯めることが出来て、そのお金で家族旅行なんか行けたらいいですね。
この記事が、少しでも生活を豊かになるキッカケとなっていれば幸いです。
以上パーシーでした。
では。