DIY

【重要】丸鋸でケガをしない為の、キックバック対策【重要】

丸鋸で木くずが飛んでいる


こんにちはPercyです。

今回は丸鋸のキックバックについてです。

丸鋸って恐いと思いませんか?
俺も恐くて恐くて;
高速で回転する刃の音が恐怖心を煽られたり、キックバックの経験があったり。

丸鋸を買ったはいいけど、恐くて倉庫番になっていたりしませんか?
でもそれは凄く凄くもったいない!

「結論」
やることをやれば、丸鋸はキックバックを起こさないで安全に使用できます。

・刃を出しすぎない
・スタイロフォームを下に敷く
・材料に当てる前にしっかり刃を回転させる

結論たったこれだけです。
では深堀して理解を深めていきましょう。

この記事を最後まで読んで頂ければ安全に丸鋸を使用できると思います。
ぜひ最後までお付き合いください。

これは安全に関することなので、丸鋸を使う上で最重要な内容となります。
よって、強い言葉をあえて使います。「○○するな」「○○しろ」など。
ご了承ください。
手順やルール、丸鋸の特徴・癖を学んで、安全に楽しいDIYLIFEを楽しみましょう。

丸鋸を使うものとしての最も守ってもらいたい事

最重要:「安全カバーは、絶対に何があっても上げたままの状態で固定するな」

この記事で一番重要とされるのがこれかと思います。
俺は、勿論安全カバーを固定なんてしていません。
ですが、ベテランの職人さんの中には稀にカバーを上げた状態で固定して、刃が剥き出しの状態のまま使用している方いるそうです。
安全カバーがない状態で、キックバックが起こり、その方向に足なんかがあった場合どうなるかわかるよね?
それが分かっているのに、邪魔だからってカバーを固定させちゃうってどうよ?って思いません??
実際に事故も発生してるんだからさ;

まず丸鋸を使うのであれば、絶対に何があってもこれは守れ。

「安全カバーは、絶対に何があっても上げたままの状態で固定するな」

もう一度言います。

「安全カバーは、絶対に何があっても上げたままの状態で固定するな」

頭に叩き込むように!!

フリじゃないからね!
「押すなよ  押すなよ  ・・・・・!!!!!」

「固定するなよ  固定するなよ  ・・・・・固定しないんかい!」それでいいんです。

1、キックバックとは?

高速で回っている刃が木材に挟まれることで、回転が急に止まります。
その衝撃が返ってくることで、丸鋸が後ろに凄い勢いで飛ばされる事です。

切った木材が丸鋸側に沈み込むことが、刃を挟み込む大きな要因となります。

「丸鋸側に沈み込む」

ということが大きなポイントです。

2、刃を出しすぎていないか

切る材料の厚みに対して刃が出すぎていないか。これもキックバックに深く関わってくる項目です。
刃が出すぎていると、木材で刃を挟み込みやすくなります。
刃が挟まれたら何が起きるか!
そぉ!キックバックです。
キックバックを防ぐ重要なことなので、しっかり覚えましょう。

そして丸鋸自体にもよくありません。

材料の木材と接する面積が増える→摩擦が大きくなる→モーターに負担が掛かる→壊れる

せっかく買った丸鋸が壊れるなんて誰だっていやでしょう;
このような知識も深めて、工具は大切に使いましょう。

「刃は、切る厚み+1mm~2mm程度に」

3、スタイロフォームの上に切る木材がしっかり乗っていること

スタイロフォームというものをご存知でしょうか?

断熱材として使用されているものですが、これが丸鋸を使うときに凄く便利なんです。
価格も安く、ホームセンターで簡単に手に入れることができます。
910×1820 で1000円程度で購入できると思まいます。

「丸鋸で木材を切るときは、スタイロフォームの上に木材を乗せろ」

正直、このスタイロフォームさえあれば、キックバックなんて起きない!と、言っても過言でないぐらいの勢いです。
1、の項目でキックバックの要因を説明しました。
はい、復習です。キックバックはなぜおきますか?

そぉ、

切った木材が沈み込む→刃を挟む→回転が急にとまる→キックバック!!

でしたよね!

じゃあ、その木材が沈み込むことができない状態だったら?

そうです、キックバックは起きないんです。
なぜなら刃を挟み込むことがないから!
単純明快ですよね!

もう一度

「丸鋸で木材を切るときは、スタイロフォームの上に木材を乗せろ」

4、切り始める前にしっかり刃を回転させる

刃が回転していない状態で材料に当て、回転させてしまうと反動が起きます。
その時にキックバックが発生し丸鋸が後ろに飛ばされてしまいます。
もしくは材料が前方に吹っ飛んでいきます。

「切り始める前にしっかり刃を回転させろ」

5、真っ直ぐに切る

基本的に丸鋸は直線でしか切ることができない電動工具です。
無理やり曲線を切ろうとしても切れません。
ですが、若干斜めに切ることは可能です。
その斜めがかなり危険で、斜めにすることで切った材料の後ろ側と、丸鋸の後ろの刃の接触面積が
大きく増えます。
そうなってしまう事で、またもやキックバックの可能性を上げてしまいます。

真っ直ぐに切ることを心がけましょう。

と言っても、真っ直ぐに切る!というのは簡単ではありません。
職人さんでもなく、一般の私たちが簡単に真っ直ぐ切るというのは至難の技。

そういったときは、丸鋸ガイドを使用しましょう。

DIYでも簡単に安く丸鋸ガイドは作成出来ますので、あとでまた記事にしたいと思います。

「真っ直ぐに切れ」

6、周囲の安全確認を確実にする

これも重要です。
まーこれもっていうか、全部が重要なんだけど。

特に後方の安全確認は徹底!!

仮にキックバックが起きたとき、丸鋸はどの方向に向かいますか?
そう、後ろです!
そして後ろに人が居たら?お分かりですよね?

狭い部屋での使用も同じです。
→キックバック→壁にドーン→手から丸鋸が離れる→コントロール不能→怪我もしくは、家屋破壊

前方にも注意が必要

4、の項目で材料が前に飛んでしまうパターンを解説しました。
丸鋸を使うときは後方だけでなく前方にも注意を払う必要があります。
特に小さいお子さんがいる家庭での使用は、本当に注意していないとあぶないです。
子供はさっきまでこっちにいたのに、気が付いた時にはあっちにいる!なんてことよくあります。
大切な家族を一家の大黒柱が怪我させるなんて嫌でしょ。
大切な家族を守るためにもしっかりと知識を持って、安全に使いましょう。

「周囲の安全確認を確実にしろ」

7、まとめ


〇「安全カバーは、絶対に何があっても上げたままの状態で固定するな」
〇「刃は、切る厚み+1mm~2mm程度に」
〇「丸鋸で木材を切るときは、スタイロフォームの上に木材を乗せろ」
〇「切り始める前にしっかり刃を回転させろ」
〇「【真っ直ぐ】に切ることを心がけましょう」
〇「周囲の安全確認を確実にしろ」
 

これらを徹底的に守るように!
いや!!!!守るようにじゃ、ぬるいですね!

「絶対厳守」

でお願いします。

〇芸能人で八王子リフォームのヒロミさん
〇木材のプロ カミヤ先生のDIY!家具教室
〇ガチプロ大工平野さんの平野屋チャンネル
の方々がYouTubeで丸鋸の使い方の動画を上げていたので、そちらも見て知識を深めて下さい。

これらを順守すれば、基本的にキックバックの可能性を限りなくゼロに近くできると思います。
もぉ丸鋸恐くないですよね?

えっ!?

それでも少し恐い???

それでいいんです!

恐怖心がないというのはもの凄く危険なことです。
危ないというものを、しっかり危ない・恐いと感じることは大切です。
なぜならそれは、自分自身が感じている危険信号だからです。

「恐怖心を持って、知識を持って、丸鋸を安全に使って、楽しくDIYしていきましょう」

長文失礼しました。それでは!

最後に、
丸鋸は使い方を間違えると大変危険な工具です。
皆さんがこの記事をご覧になり、丸鋸の使用方法の大切さを感じることができ、学ぶことができたのなら幸いです。

少しでも怪我無くし、DIYは楽しいということを広められたら。

ではでは!!

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